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中小企業における人間力
中小企業における人間力
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
ベンチャービジネスの起業にあたり重視されるのは通常ビジネスモデル、ビジネスプラン、それに資金計画とされます。これらがなくては起業にならないことは言うまでもありませんが、それに加えて起業家の資質が問われることも事実です。どんなに優れたモデルとプランでもそれを実行する人のリーダーシップと倫理観が欠けていると、いずれは挫折するでしょう。すなわち、人を採用する段階ではこの社長についていけば成功しそうだ、と言われるほどの人間力が必...
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2012/01/18 09:31 |
投資家に求められる倫理観
投資家に求められる倫理観
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
預金金利の低下とペイオフの施行が原因と思われますが、資産の運用は預金よりも投資、というのが常識化してきました。経済大国といわれる日本では当然のことといえますが、そこで求められる投資家の倫理観は高いとはお世辞にも言えないのが現状です。投資を勧める側にも当然要求されることですが、これも極めて低レベルにあると言わざるを得ません。その結果が振り込め詐欺であり、インサイダー取引です。振り込め詐欺は明らかに詐欺ですが、手もなく引...
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2011/12/31 13:46 |
日本語の乱れと変化
日本語の乱れと変化
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
言葉は生きています。日本人が使う話し言葉と文書に残す言葉は過去50年の間に大きく変化してきました。日本語は古来話し言葉と文字で書く言葉を明確に分けてきました。すなわち、口語と文語です。戦後文語に大きな影響を与えたのは当用漢字の採用と新仮名遣いです。同時に進行したのが、メディアの多様化で、これは口語にも大きな影響を与えました。最も影響を受けたのは方言です。ラジオとテレビの普及により、日本中に標準語(江戸言葉)が行きわたり、方言...
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2011/12/28 14:25 |
日本社会のガバナンス感覚(2)
日本社会のガバナンス感覚(2)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
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2011/12/20 17:05 |
日本社会のガバナンス感覚
日本社会のガバナンス感覚(1)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
相も変わらず企業不祥事が続発します。特に、最近のオリンパスと大王製紙の不祥事に関わる金額は巨額であり、世界中が注目しています。不祥事といっても不正会計ばかりではなく、商品の虚偽記載、情報の隠蔽、談合、医療ミスの隠蔽、株式のインサイダー取引など多岐にわたります。その根底にあるものは不祥事関係者と当事者の統治能力といえます。世界の注目が集まるのは1980年代に日本企業が達成した技術と商品の品質の高さが企業経営の成果で...
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2011/12/15 19:25 |
PPTを巡る論議
PPTを巡る論議
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
PPTは国を2分しかねない様子ですが、世論はどうなのでしょうか。議論の対象は主として農業と医療の分野のようです。農業の国際競争力が低いのは大方の農家が零細で耕地面積も少なく、コストが高い為といわれます。この話は1970年代から変わらず、外国から安く入ってくる農産品に高い関税を課して守ってきました。そのためコスト高の構図は変わらず、農業には手厚い保護が他にも講じられています。しかし、一方で味のよい米が輸出され、中国などでは高い評...
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2011/12/09 18:21 |
原発の是非
原発の是非
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
津波被害に端を発する原発事故は世界的な原発論議に発展し、国策を転換したドイツのように明確な路線を打ち出した例もあります。放射能という目に見えないエネルギーに対する恐怖感は、その科学的根拠が素人にわかりにくいこととあいまって、感情論で処する傾向が見られます。原発を開始した時には安全神話が語られ、設置地域には口封じともいえる交付金がばらまかれて地域住民は懐柔されました。専門の科学者からわかりやすい説明でもされていれば、住民の原発に対す...
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2011/11/27 21:48 |
金融資本主義あらの転換
金融資本主義からの転換
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
アメリカ発の金融資本主義が世界を翻弄しています。その結果としてリーマンショックが起こり、経済的な格差が生まれ、そこから不満が生じて、アメリカで広がりつつある暴動ともいえるデモが発生しました。これは単なる不満から来るデモではないと思わなければならないのではないでしょうか。すなわち、突きつけられているのは(1)市場が国家を牛耳り始めた、(2)いかなる中央銀行も市場に影響を与える事が出来ない、(3)企業は市場に見捨てられない為...
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2011/11/13 22:45 |
日本にベンチャー社会は来るか
日本にベンチャー社会は来るか
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
ベンチャー起業の波は過去に2回ありました。第1回は戦後の混乱期で、誰にも起業機会があった時期です。もちろん淘汰の結果生き残ったのは僅かでした。ソニー、京セラ、ホンダなどは成功の代表例といえます。第2の波はITバブルでアメリカのドットコムバブルに合せて起こりました。バブルですから必然的に消滅する運命にあります。第2の波に冷水を浴びせたのがライブドア事件と村上ファンド事件でした。ブームが収まった時期ではありましたが、こ...
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2011/10/24 17:20 |
安全安心社会
安全安心社会
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
日本は世界各国の中でも最も安全で安心な社会を実現した、と言っても過言ではないでしょう。それは規制に守られた社会、と言うこともできます。安全の基準づくりを国に求め、行政も国民もそれを受け入れる、という姿勢はお上頼みと見られても仕方ありません。ましてそれを鵜呑みにするのは知らしむべからずを地で行っているようなものです。行き過ぎた安全はリスク感覚を麻痺させます。動物の世界では安全基準などないので、それぞれの個体がリスク感覚を研ぎ澄まし、...
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2011/07/07 09:54 |
東日本大震災に学ぶ(5)
東日本大震災に学ぶ(5)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
大震災以来諸外国の日本の災害対応への賞賛が高まっています。国内では首相はじめ政府と東電の対応が場当たり式で情報開示が少ない、先が見えない、など、不満と批判が大勢を占めています。日本人は「知らしむべからず、頼らしむべし」の旧弊に慣れるあまり、自分で判断したり、状況が不透明な中、得られる情報、データから自分なりの予測やリスク評価ができなくなったのでしょうか。先人が戦後の荒廃と混乱から立ち上がって、奇跡とまで言われた復興を...
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2011/06/13 10:49 |
危機対応能力
危機対応能力
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
今回の大震災において「想定外」が多用され、また批判されました。想定には擬似的に事態を想定し、それをシミュレートする、という意味が含まれていると思われますが、われわれはシミュレーションの概念を使う機会が少ないようです。5月19日の日本経済新聞1面の「新しい日本へ」の中で引用されているいくつかの言はそれを裏付けています。そんなことが起こったら大変だ、という事態が起こることを否定したがる、とでも言いましょうか、起こってほしくないことは...
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2011/05/21 22:38 |
平成の攘夷
平成の攘夷
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
原発事故の処理の過程を見ていると、あたかも幕末の黒船騒ぎが再燃したかのような錯覚を覚えます。政府、行政、企業のあわて振りは世界の注目の的となり、大方あきれられているようです。ましてやフランス、アメリカ、ロシアの初動での支援を断ったあたりは尊皇攘夷と見られても仕方ありません。現在の天皇は攘夷とは言えないと思いますが、政府に対しては不介入の立場なので、尊皇はつきません。しかし政府の攘夷の思想は明確です。ここで外国の勢力が入ってくると、...
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2011/05/13 11:24 |
日本からリーダーを(2)
日本からリーダーを(2)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
東日本大震災で分かったことの一つに東北地方の村社会の絆の強さです。都会に住む者から見ると、一見進取性に欠けているな、と思う面がありますが、それは都会に欠けている温かい、住まいを中心とする人間関係のなせる業であることに気づきます。すなわち、都会では地域の絆よりも会社や趣味のサークルのような地域以外の組織でのつながりが強く影響しているからに他なりません。村社会では強いリーダーシップは必要なく、協力関係による絆で行動が制限...
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2011/05/08 11:38 |
日本からリーダーを(1)
日本からリーダーを(1)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
東日本大震災に対する政府と東電の対応を見ていて、今ほど日本にリーダーシップがほしい、と思ったことはありません。これまでの政局や経済情勢でも感じてきたことではありますが、今回の災害はその規模において、また世界への影響においても、かつて人類が経験したことのないもの、と言っても過言ではありません。しかし、与党野党を問わず政治家が取るべき道と、当事者である東電が取るべき道を考えると、初動対応から今日までリーダーシップのかけら...
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2011/05/01 21:35 |
個の確立(2)
個の確立(2)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
この国で民主主義の本質が理解されていない、という心配は先日行われた統一地方選挙の投票率の低さ、東日本大震災による災害の影響を見てもわかります。民主主義において、政治家を選ぶ権利は基本的なもので、それを行使しないのは権利の放棄に他なりません。また、民主主義では自己の権利を主張できますが、それは裏を返すと、他人の権利も尊重する義務がある、ということです。都道府県知事選挙と道府県議員選挙の投票率が低下したことはその表れとみられます。災...
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2011/04/21 11:12 |
復興構想会議
復興構想会議
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
復興構想会議が発足したのは遅すぎるくらいですが、リーダーシップのない菅政権のもとでは、これで精いっぱいでしょう。この会議に日本国のどの範囲をどのタイムスパンで委嘱するのか、構想の構想とでもいうべきことが事前に伝わっているのか危惧します。いま日本で構想されなければならないことは、2050年に日本国は世界の中でどのような役割を担うか、ではないでしょうか。
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2011/04/15 11:03 |
東日本大震災に学ぶ(4)
東日本大震災に学ぶ(4)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
日本政府の原発事故対応と各国の対応を比較すると、ここにも日本の常識と世界の常識の乖離が明らかにみられる、と思うのは私だけでしょうか。日本政府と東電は事故の影響をできるだけ少なくしようと、事実の隠ぺいと思われるほどに情報を小出しにしています。テレビの報道を見ていると、「専門家」といわれる人でもリスクに言及する人はすくなく、もっぱら風評被害の防止に努めています。好意的にみれば、データと現場の情報を確認してから分析する、と...
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2011/04/13 12:31 |
東日本大震災に学ぶ(3)
東日本大震災に学ぶ(3)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
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2011/04/08 13:53 |
東日本大震災に学ぶ(2)
東日本大震災に学ぶ(2)
NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介
東日本大震災からは多くのことを学ばなければなりません。産業、家庭のいずれをとっても、電力なしの社会は考えられないほどに、我々人類は電力に依存しています。日本は電力の30%弱を原子力発電に頼る道を選択しました。そして津波の頻発して来た臨海地区に原発を建設したのです。国民はそれが安全な選択であると信じ込まされました。明治時代に大津波が来た事実があるにもかかわらず、それはシミュレーションの対象となっていなかったのです。もし...
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2011/04/04 18:49 |