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道路はハコモノ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 税制改正にまつわる国会の空転は信じられないほどですが、それは大きな混乱を社会に引き起こしました。道路財源の確保が空転の根底にあることは見えていますが、道路建設が目的となり、本来の目的である交通行政と乖離してはいないでしょうか。 道路は国家のインフラであり、地方では生活に毎日使うものです 道路建設はいったん完成すると、元には戻せません。保守も必要です 国家インフラ、生活道路としての目的が達成できる計画でなくてはなりません 道路族は建設会社の利益を国民の利益に優先させてはなりません 道路建設に伴う自然破壊は最小限に止めなければなりません これまでの道路の建設には国民の声が反映されているとは思えません。既存の道路建設計画は、財源の議論と併せ、根本的に見直し、目的ありきの計画に変更する必要はないのでしょうか。 「コンピューター、ソフトなければただの箱」とは言い古された表現ですが、道路にも同じことが言えます。地方の高速道路で、当初の通行料予測が大きく違っていた、というケースも少なくない、というのは計画が現状に合っていない、という証拠です。ガソリン単価の大幅な上昇、環境負荷・温暖化対策の必要性、ITによる配送手法の改善、など当初の道路計画を変更しなければならない要因は数多く出ています。 箱だけ作って中身を吟味しないのは日本の行政の欠陥です。ベンチャー支援のための仕組みにも同じことが言えます。インキュベーションマネジャーのいない施設、事業計画を吟味しないばら撒き助成金、ほとんど実の生らない大学発ベンチャー数値目標、使い勝手の悪いエンジェル税制、など数えだすと切りがありません。 立法と行政は法律とそれを実行するための仕組みを作るときに、先ず目的を明確にし、目的達成の手段を考え、その上で実行計画を作る、という順序を誤ってはなりません。有権者を意識し、予算を消化することが目的になってしまっては本末転倒です。 国民も、自分ひとり、あるいは地域だけの利益を考えるのではなく、他人を思いやり、他の地域と共存して初めて社会が成り立つことを理解すべきです。われわれは町民、県民、国民である前に、地球市民であるべきでしょう。世界があって初めて個人が存在しえるのではないでしょうか。猿の惑星の最後のシーンはそれを物語っています。 個人主義とは利己主義ではありません。他人と自分が両立して初めて個人主義は成立できます。子供のときから自己中心的な考えを身につけることのないよう、家庭と学校はしつけと教育を目指してほしいと思います。 ハコモノ行政といわれないよう、国民が監視することによって国家のインフラを有効に建設し、使って行こうではありませんか。 |
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奥菜恵(小茉莉)画像・動画 2008/04/11 20:01 |
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