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寄付の心
寄付の心 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 平成20年度エンジェル税制で、ベンチャー投資が寄付と認められそうです。ベンチャー投資は確かに寄付と同様戻って来ない、といえるかもしれません。しかし、寄付とベンチャー投資には根本的な相違点があります。立法府は類似点のみ挙げて十把ひとからげにしました。相違点は寄付は対価を求めない、ベンチャー投資は原則リターンを求める、という点です。結果としてはこの原則は成り立たず、戻ってくるのはごく一部ですが、寄付は営利行為ではなく、ベンチャー投資は営利行為 ...続きを見る

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2008/04/26 11:46
日本とシリコンバレーを比べる
日本とシリコンバレーを比べる NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 大企業が主要な役割を担う日本と、ベンチャー企業が盛んなシリコンバレーは、一見対極にあるように見えます。安定志向のサラリーマンで溢れている日本と、起業家精神の旺盛なシリコンバレーもまた、異質の文化と見られがちです。これは異なったDNAのなせる業と言えるかも知れません。 ...続きを見る

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2008/04/18 10:44
ハワイ島で出会った若者たち
ハワイ島で出会った若者たち NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 2007年11月にハワイ島へ行ったときのことです。私たちの娘はハワイ島サウスコナのホナウナウ村でコナコーヒーの農園を経営しています。経営といってもアメリカ人の夫と夫婦だけの、ささやかな父ちゃん母ちゃん経営です。貸しバンガローも持っていて、我々は行く度にそこに泊めてもらいます。電気はソーラーと緊急用発電機、水は雨水を大きなタンクに溜めてろ過するというLOHAS(Lifestyle Of Health And Sustain ...続きを見る

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2008/04/13 02:45
撤退の意義
撤退の意義 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 最近事業を切り離して売却する例、競合に敗れて事業から撤退する例、倒産する中小企業が多く報道されます。それぞれ事業の進退を決定する重大な局面での判断と思われますが、中小企業の倒産の中にはベンチャーが資金繰りに行き詰って、選択の余地なく倒産する例も、多く含まれていると思われます。 ...続きを見る

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2008/04/08 10:22
道路はハコモノ
道路はハコモノ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 税制改正にまつわる国会の空転は信じられないほどですが、それは大きな混乱を社会に引き起こしました。道路財源の確保が空転の根底にあることは見えていますが、道路建設が目的となり、本来の目的である交通行政と乖離してはいないでしょうか。 ...続きを見る

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2008/03/31 11:13
貯蓄から投資へ
貯蓄から投資へ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本は世界でも有数の貯蓄志向の強い国です。それは歴史的に庶民がささやかにつくってきた資産形成の方法でしょう。頼れるものはお金、という思想です。銀行を頼れなくなり、預貯金は1千万円しか元本保証がなされない、という状況から、国を挙げて投資を奨励するという図式に代わりました。庶民は貯蓄の代わりに投資、と考え、その怖さを知らないまま、株式、商品先物、貴金属などの他、骨董品などのいかがわしい儲け話にまで手を出しているのが現状です。国の行政が貯 ...続きを見る

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2008/03/04 04:40
官製教育だけでよいのか
官製教育だけでよいのか NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 学校教育の是非が問われて久しくなりますが、子供たちの平均学力、特定科目の学力はともに低下し続けています。数学オリンピックのように、突出した能力はある程度維持されているといえるようですが、学校教育そのものは明らかに劣化しているのは事実です。これを文科省の教科書検定と、学校運営だけの原因に帰することは、解決に繋がりそうにありません。親の共稼ぎと核家族化にも、原因の一部があるように思われます。学習塾が補完的役割を担っている、といえ ...続きを見る

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2008/02/29 00:58
起業に必要なDNA
起業に必要なDNA NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 ベンチャービジネス、または一般の創業、いずれの場合であっても、会社を興す前に最低限考え、準備し、覚悟を決めてかかる必要があります。それをDNAと呼びましょう。起業するために必要なDNAとは、何のために会社を興すのか、会社を興して何をするのか、成功したら何をしたいのか、などの理念と何のために会社を興すのかという目的を明確にし、いっしょに会社を経営し繁栄させる仲間に、それを共有してもらえるリーダーシップのこと、とも言えるでしょう。経 ...続きを見る

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2008/02/25 09:30
生え抜きの弱さ
生え抜きの弱さ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 現代の日本で企業と人々の間には徳川時代の親藩と外様の発想が心のどこかに潜んでいるようです。学校を卒業して新卒で採用されるのと、中途採用を区別しているのがその表れといったら、考えすぎでしょうか。生え抜きと途中入社はどうでしょう。企業が中卒を採用して工員としてみっちり教育し、社風を身につける、という時代には新卒は金の卵とよばれました。しかし、評価制度が定着し、成果主義を重んじる時代には外国や他社での経験が役立ち、生え抜きにない強みを発揮 ...続きを見る

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2008/02/11 10:58
人生の転機
人生の転機 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 アラン・グリーンスパン氏が日経新聞の私の履歴書(2008年1月連載)の中で以下のように述べています。「私は若い頃音楽が好きで、家族にも音楽家がいたので自分はジャズの演奏家になれると思っていた。実際演奏で食べていけそうな時期があった。しかし、ある著名なジャズ音楽家に出会って、それが見事に外れていることに気付いて、音楽からきっぱり足を洗った」と。彼はその前から読書に熱心になり、経済書も好んで読んでいたので、金融の勉強をしようと、大学に行きな ...続きを見る

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2008/02/07 23:13
創造性と管理
創造性と管理(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 人間の創造性がどのようにして涵養されるのか、教育者にとっては難題です。昨今脳の研究が進むにつれ、ヒトの脳は3歳児までにほぼ完全に形成され、それ以降は知識が脳に刻まれるのみ、と言えそうな研究結果もあるといいます。すなわち、芸術のような創造性は3歳児までに決まってしまうという恐ろしいことかもしれないのです。悪用すれば、天才芸術家を作り上げることも可能かもしれません。創造性は測る尺度がありません。すなわち創造性を見つけることはたいそう ...続きを見る

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2008/02/04 09:53
競争の原理
競争の原理 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 格差の論議とサービス残業をベンチャーに当てはめて考えて見ました。格差が不公平である、との議論は一見正しいようですが、それが悪平等を生む結果となることも考えられます。もともと動物には同じ種の中でも強弱があり、種の保存のために強い個体が生き残る仕組みとなっています。人間には知恵があって、弱いものを助け、強いものをくじく社会性がある、ともいえますが、翻ってベンチャー企業を考えると、競争相手に差別的強みで勝つことが求められます。差別的競争力とは ...続きを見る

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2008/01/07 10:53
会社は誰のもの(2)
会社は誰のもの(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 会社の関係者は創業者、経営チーム、役員、従業員、取引先、株主、所轄官庁、地域住民など多岐にわたります。会社の経営はこれらの関係者の利害、影響を考えながら行う必要があるわけです。株式会社であれば、株式が非公開の場合と証券取引所、或いは新興市場で取引されるいわゆる公開会社とそれを目指している未公開会社に区別されますが、株主が不特定多数であるか、特定少数であるかの違いはあっても、株主が存在することに変わりはありません。株式会社以外の ...続きを見る

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2007/12/25 18:00
誤った武士道
誤った武士道 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんのコメントの紹介と議論を終えて感じることは、誤った武士道といわれる伝統の一部である、死をもって詫びる、死ぬことを恐れない、との決意が今の世に生きていることです。最近起った不祥事で関係者が自殺した例がいくつかあります。身代わりと考えられる、いわゆるトカゲの尻尾切り、張本人と思われる自殺、最後まで頑張って資金がそこをついての倒産、などはその表れと見られます。生きて恥をさらすな、という考えは「死ね」といっているのと同じです。最善を尽 ...続きを見る

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2007/12/03 13:47
組織の力、個の力
組織の力、個の力 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 企業においては組織の力を最大限に発揮することが成功の早道であり、また、個人の力を高めるためにも有効です。逆に個人の力なくしては組織の力も大きくなりません。ここで大切なことは、組織の中にリーダーシップが存在するかどうかです。組織を一つの共同体として、一人ひとりが各自の役割を認識し、組織のためのみを考えて行動することが組織体としての成功に至るのです。そこでは組織のリーダーの力が試されます。個人が自分だけの成功を目指して行動すれば、組織 ...続きを見る

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2007/11/12 08:55
会社は誰のもの
会社は誰のもの NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 資本主義の社会で会社は誰のもの、という質問には明快な答えが見つかりません。株主、会社経営者、従業員、組合、顧客、会社を取り巻く社会、取引先などはステークホルダーズとよばれ、これらのいずれもが会社は私のものだと主張します。これらの内どれか一つのものでないことは確かです。株主は資本を提供しているのは我々だ、との観点から、経営者は我々が経営リソースを提供している、と言い、従業員や組合は我々がいなければ会社は動かない、と主張し、顧客はものを ...続きを見る

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2007/10/22 07:37
ベンチャー企業は社会に必要か
ベンチャー企業は社会に必要か IAIジャパン 理事長 八幡惠介 ベンチャー企業の生まれない社会は活性度が低い、と言い切るのは行き過ぎかもしれませんが、既存企業だけが働き場所、ということは創造性がない、独立心のある若者がいない、起業家精神が育たない、などの点から見れば、あながち言い過ぎではないように思われます。現在の日本社会はベン ...続きを見る

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2007/10/08 00:24
ベンチャー企業の経営チーム
ベンチャー企業の経営チーム IAIジャパン 理事長 八幡惠介 ベンチャーを起業するに当たり何が大切かといって、人ほど重要なものはありません。どんなに優れた技術や商品があっても、経営者がしっかりしていなければ、事業は成功しません。単独起業して、目処が立ったから共同経営者をさがそう、と思っても人材の流動性に乏しい社会、リスクを取りた ...続きを見る

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2007/09/10 11:31
リーダーシップと危機管理
リーダーシップと危機管理 IAIジャパン 理事長 八幡惠介 リーダーとしての資質を考えるとき、一般的には説得力、創造性、責任感、人望などの要因が必要と考えられますが、忘れてはならないのが紛争処理能力と危機管理能力です。率いるグループ内で紛争が起ったときに、これをいかに処理するかで、爾後のチームとしての成果に影響が出ます。安部内閣 ...続きを見る

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2007/09/03 16:53
最近の若者
最近の若者 先ごろ新潟県苗場でロックフェスティバルが開催され、世界のロックミュージシャンとロック愛好家が何十万人と集まったそうです。私の娘夫婦もはるばるハワイから来日し、1週間近く滞在して、毎日ロック音楽を聞いたと話してくれました。ロックの素晴らしさもさることながら、驚いたのは、コンサートが終了して、全員が引き上げた後のことです。そんな群衆が集まった後には、さぞかしゴミの山ができただろうと思いきや、ゴミはひとつも落ちていなかったそうです。それを聞いた時には一瞬まさか、と思いました。観客は戸外で ...続きを見る

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2007/08/20 11:04
外人アレルギーとベンチャー企業
外人アレルギーとベンチャー企業 テレビのニュースで、ある調査の紹介がありました。日本に居住する外国人の50%以上が日本人との交流を望んでいるのに対して、日本人で日本に住む外国人との交流を望んでいるのは10%にも満たないとの結果でした。これは明らかに外人アレルギーといえるでしょう。このような日本人が外国に行った場合、現地の文化に親しみ、土地の人たちとの交流に積極的に努力するとは到底思えません。このような調査結果が世界に公表されたとき、日本はどのように見られるでしょうか。 日本の国際貢献の多くが ...続きを見る

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2007/08/14 09:05
企業のM&A−会社の存続か、経営陣の安泰かー
企業のM&A―会社の存続か、経営陣の安泰か― 戦前からの企業買収の歴史は振り子のゆれのような変遷があるようです。株式会社が日本に根付いた頃から、世界の有力企業は外国へ触手を伸ばして、優良会社や割安の時価総額の会社を買収していました。当時は国策会社と位置づけられた、主として軍需に結びつく会社が株の買占めに遭うと国を挙げて防戦したものです。それが株式の持合の起こりといってもよいでしょう。しかし、個人株主よりも企業による持合の比率の方がはるかに高くなると、経営陣は株価に鈍感になり、株主軽視の傾向が強 ...続きを見る

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2007/08/10 10:06
参院選で感じること
参院選で感じること 予想を上回る野党勝利に終わった参院選ですが、この状況をどう読むべきか、有権者の立場から考えて見たいと思います。これまで保守地盤といわれた農村地帯で自民党が勝てなかったのは、政府の農業政策に対する不満であることは明らかです。農業が置き去りにされた感はありますが、食糧をもっぱら輸入に頼る日本としては、国内の農業を根本的に変革しなければいずれは衰退する産業です。仮に政権が民主党に移っても農業政策を元に戻すことはないでしょうから、次の選挙でまた農村地帯の支持が、民主党から他の党へ変 ...続きを見る

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2007/07/30 23:55
リーダーシップの養成
リーダーシップの養成 ベンチャー企業の経営には強いリーダーシップが求められます。戦後の教育は平均的な能力を高める努力がなされ、英才教育は軽視されてきました。リーダーと英才は違うかもしれませんが、その結果として、最近の若者はリーダーとは誰でもなれるもの、と思っている人が圧倒的に多いようです。リーダーに求められるのは説得力(Communication)、自信(confidence)、カリスマ性(Charisma)、献身(Commitment)、勇気(Courage)、および性格(Character ...続きを見る

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2007/07/26 10:46
「経営者の倫理観」
経営者の倫理観 昨今、企業のみならず、政治家や閣僚の不祥事が多く報道されています。見過ごしにできないのはトップの経営者や政治家自身が正しい倫理観を実践していないことです。固有名詞を出すまでもなく、社長が不正を知っていたり、最悪の場合不正を指示したりしているのは到底許されることではありません。恐ろしいのはそれが業界では常識になって、大なり小なりどこでも行われている、との感覚の麻痺です。多くの不正は最近に始まったことではなく、長年の慣行の中に埋まっている場合が多いようです。そのような組織では利益優 ...続きを見る

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2007/07/19 18:24
失敗に学ぶ
失敗に学ぶ ベンチャーに失敗はつき物です。だからといって、無鉄砲な創業で失敗してよいというものではありません。周到に準備し、事業の展開にどのようなリスクがあるかも見極めた上で、創業してリスク回避に失敗した場合は失敗の要因分析も比較的容易です。最初の失敗は学習の材料として貴重なものです。必要なことは失敗したとわかったときの対応と、処理にあります。対応が遅れて傷口を広げたり、処理を誤って未然に防げるはずのリソースの無駄遣いがあったり、などは失敗を致命的なものにしてしまいます。過去のブログで触れたよ ...続きを見る

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2007/07/09 10:23
逃げるか、挑むか
逃げるか、挑むか 先日のテレビの受け売りですが、逃げるの漢字と挑むの漢字はつくりが同じです。「しんにょう」は走を崩したもの、という説もありますが、これは「そうにょう」です。しんにょうは物事を大げさにする意味に使われ、之繞(しんにょう)をかける、という表現は江戸時代には庶民の間にも使われたそうです(広辞苑)。一方共通のつくりである兆(未来のしるし)はもちろんきざしの意で、逃げるは兆にしんにょうをかけたもの、すなわち、未来が感じられたときに大騒ぎをしたり、その結果走り出したりする、の意でしょう。手 ...続きを見る

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2007/06/29 15:20
ベンチャーの世界3強
ベンチャーの世界三強 マイクロソフト、アップル、グーグルはベンチャーの3強といわれ、揃ってアメリカ発のグローバル企業です。創業者のビルゲイツ、スティーブジョブス、エリックシュミットの3人は奇しくも同年生まれで、今年で52歳になります。マイクロソフトはほぼ一貫して右肩上がりの成長を続け、世界で最大の時価総額をつけました。ビルゲイツは引退を表明する一方、引退までの一年を同社に肉迫するグーグルに挑戦する構えのようです。グーグルの成長は目を見張るものがあり、市場の巨大化があったとはいえ、マイクロソフト ...続きを見る

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2007/06/15 02:28
ベンチャーにとっての補助金
ベンチャーにとっての補助金 エンジェル資金が殆ど得られない日本では国や地方自治体の助成金と補助金はかけがえのない資金源です。とくに開発型のベンチャーは創業期の開発資金を調達するのに苦労が多いので、補助金はエンジェル資金の代替ともいえます。ベンチャーは融資を受けないのが原則ですが、補助金・助成金は例外といえます。すなわち、原則として、返済猶予期間があり、返済期間が長く、利率も低めに設定されるため、融資としてのコスト負担が少なく、返済の条件も、投資家から見て合理的だからです。ベンチャーキャピタルは ...続きを見る

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2007/06/04 08:51
エンジェルの心は分かち合い
エンジェルの心は分かち合い エンジェルがメンターとして起業家を創業前後で親身になって支援する人のことを言う、とは日本社会ではほとんど知られていません。エンジェルという言葉の響きはよいのですが、時に富裕な個人でお金を出して口を出さない人、といったイメージが持たれ、アメリカ型のビジネスエンジェルのイメージとはかけ離れています。 IAIジャパンでは設立以来日本型エンジェルの像を追及してきましたが、その結果、起業家と自分が持っている知見、人脈、経験、資産などを分かち合うことが役立つ、と腑に落ちてきま ...続きを見る

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2007/05/29 10:27
総合取引所の創設
総合取引所の創設 4月16日付日本経済新聞朝刊に総合取引所の創設が検討されている、との記事が1面トップに掲載されています。それに反対するものではありませんが、取引所の利用と運営が公正かつ厳重に行われなければ「仏作って魂入れず」の喩どおりになってしまいます。現在日本が直面している、投資の問題は制度そのものよりも、投資家の側にあります。このブログではこれまでに一般投資家が未公開株式に投資することの危険性と、投資する場合の注意点を指摘してきました。問題は制度にあるのではなく、投資家の意識とリスク評価 ...続きを見る

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2007/05/28 09:19
拝金主義の蔓延
拝金主義の蔓延 ライブドアと村上ファンドの事件はまだ記憶に新しいことですが、これらの件は拝金主義が蔓延した結果のほんの氷山の一角に過ぎないかもしれません。子供たちにまで株取引の知識を与えようとの話が出ているようです。援助交際などは論外としても、人と人の関係がお金に依存して行く恐れを感じるのは杞憂でしょうか。西部球団が取り決めに違反して野球選手に資金を提供したり、高校で奨学金を野球選手に与えていたりなどは、本質の議論は別として、拝金主義の表れと見られないでしょうか。人と人との関係が「金の切れ目が ...続きを見る

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2007/05/24 22:28
ボランティアの意義
ボランティアの意義 団塊の世代が一斉に退職して、仕事を探す人、趣味に生きる人、社会貢献する人など、さまざまの生き様をしていくことが予想されます。多くの人がもっと仕事を続けたい、と思っている、との調査結果もありますが、フルタイムでなく、時間の一部をボランティア活動に使う、というスタイルが定着する期待もあります。日本中にNPO法人は1万ほどあるそうですが、その他に法人格を持たないボランティア活動も数え切れないほどあると思われます。災害が発生したときに、被災地へ駆けつけ、一時的に活動する人もたくさん ...続きを見る

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2007/05/21 09:04
生命の問題II
生命の問題II ヒトの体が出来上がっていく過程で、髪の毛のDNAは歯のDNAにはなりえないそうです。すなわち、ヒトの体は出来るべくして出来ているのであって、一人ひとりの体がでたらめに出来たわけではありません。このことは2000年の昔新約聖書にすでに書かれており、使徒パウロが人間の体に喩えて、「からだはひとつの肢体だけではなく、多くのものから出来ている。もし足が、わたしは手ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。(中略)もし、からだ全体が目だとすれば、 ...続きを見る

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2007/05/12 10:27
ネット上の倫理
ネット上の倫理 インターネットは発展し続け、あらゆることがネット上で可能になる時代が予測されます。それにつけて大事なことは、ネット上での個人の振る舞いです。そこでは監視する人がいない、何をやっても見つからない、なんでも無料、といった誤った考え方がはびこっているように思えます。実際には監視の仕組みもあり、ウィルスのようにいずれは発覚して処罰される検挙の仕組みも出来つつあります。カードを使った支払いでもセキュリティの堅い仕組みを提供するサイトがあります。しかし、誤った考え方で行動したり、反対にリス ...続きを見る

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2007/04/27 23:16
コンテンツの創造
コンテンツの創造 インターネット特にWeb2.0といわれる新しいインターネット上のメディアの台頭により、新しいビジネス形態が出現することが期待されます。ITの発達により、新しい仕組みが次々と生まれる中、いわゆるコンテンツビジネスが拡大すると思われますが、社会的に存在価値のあるコンテンツは中々見出せないのが実情です。コンピューターが世の中に出現した当初から、「コンピューター、ソフトなければただの箱」と揶揄され、コンテンツの窮乏が難点でした。爾来ソフトといえば輸入物が幅を利かせ、その構図は21世紀 ...続きを見る

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2007/04/22 09:26
半導体産業衰退の一因
半導体産業衰退の一因 鈴木さんからのコメントその3 ...続きを見る

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2007/04/16 11:11
経営の基本
経営の基本 新年度が始まり、桜の咲く中、各社の入社式も終わりました。その中でおそらく語られたであろう組織人の心得のひとつは「ほうれんそう」と略される報告・連絡・相談の大切さでしょう。これは組織内におけるコミュニケーションが縦横上下左右に行われなければならない、との教えとして定着しています。アプライドマテリアルズの中興の祖といわれるジム・モーガン氏の口癖のひとつに「Good new is no news, No news is bad news, Bad news is good news」とい ...続きを見る

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2007/04/06 10:01
新興市場と個人投資家
新興市場と個人投資家 新興市場はどちらかといえば、プロの世界で、素人が手を出すにはリスクが高すぎます。鳴り物入りで出発した新興市場のJASDAQ、マザーズ、ヘラクレスなどの低迷が続いているのは、これらの市場での資金の担い手が少ないからでしょう。また、株式公開を仕切る証券会社にも問題なしとはいえません。東証1,2部への上場と同じ感覚で公開手数料を取ろうとすると、時価総額を出来るだけ高め、同じ料率でも利益を極大化しようとする動機が働くのでしょう。しかし、新興市場で株式を購入する投資家たちは公開直後 ...続きを見る

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2007/04/03 11:09
平等な社会
平等な社会 格差論議が続いていますが、平等とはどういう状態を言うのでしょうか。人はすべて平等であるべき、という主張があります。それは能力の優劣に関わらず、同じ扱いを受け、同じ報酬を与えられる、という意味ではないでしょう。しかし、生来障害を持っている人たちは人として平等な扱いを受ける権利を持っている、ということはいえると思います。そのような障害者に対して、健常者が同じ人として受け入れる心を持つ、という規範が確立した社会は平等といえるでしょう。平等には別の面もあると思います。すなわちビジネスの社会 ...続きを見る

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2007/03/26 17:23
半導体産業衰退の一因
半導体産業衰退の一因 1980年代半ばに、世界一の生産量を誇った、日本の半導体産業は今見る影も無い状況です。衰退の原因を日米半導体摩擦における経産省の対応に求めることも出来るでしょう。あるいはDRAM(メモリの一種)からの撤退が誤っていた、との見方も出来るかもしれません。85年前後のピーク時に「How To」から「What To」へ転換すべきだ、との警鐘もあまり効果がありませんでした。それまで日本の半導体メーカーはDRAMを先端プロセスのドライバーと位置づけ、需要のピーク時に巨大な投資を回収 ...続きを見る

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2007/03/13 22:40
旭山動物園復活の元
旭山動物園復活の元 旭山動物園はそのドラマチックな復活の物語で、すっかり有名になりましたが、それは単なる涙ぐましい努力の賜物、というだけのものではないようです。先日現在の園長・小菅正夫さんの講演を聞く機会がありました。講演慣れしているせいかも知れませんが、その話しぶりは軽妙洒脱で、人をそらさないところは堂に入ったものです。しかし、話の内容はまさに起業家の物語であり、ベンチャー起業家にはぜひ聞いていただきたい、と思いました。企業再生にも大いに役立つかもしれません。 動物園、という既成観念から抜 ...続きを見る

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2007/03/09 14:30
格差は悪か
格差は悪か 小泉首相から安部首相に政権が交代してから、格差が問題になっています。小泉首相の改革は社会にひずみをもたらした、というものです。人はすべて平等であるべきである、とは福澤諭吉が言ったとされる名言ですが、同時に人の能力はそれぞれ異なります。異なる能力を最大限引き出し、活用するシステムが国として目指す仕組みであり、能力に関係なく処遇するのが平等な社会ではありません。それは原始共産主義の考え方で、限られた収穫物を分配するときに有効な考え方です。能力に応じたアウトプットがあり、その集計が余りあ ...続きを見る

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2007/03/05 08:58
創造性と管理
創造性と管理 研究やベンチャーの世界では創造性が求められます。研究所など研究者が組織内に多数いる場合に、これらの研究者を管理して、成果を出すことは容易なことではありません。自由に研究させることが創造性を引き出すためには有効に違いありませんが、組織としては効率的にリソースを使い、アウトプットを出さなくてはなりません。そこに管理という手法が持ち込まれます。研究者は管理されることを嫌い、押し付ければ創造性は低下して、角を矯めて牛を殺す、の喩のとおりになってしまいます。ベンチャーでも同じことが言えるよ ...続きを見る

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2007/03/02 11:35
美しい国ニッポン
美しい国ニッポン 安倍首相が公約した「美しいニッポン」は政治家の掲げるビジョンといえるでしょう。言葉の響きは美しいのですが、それを実現する戦略の弱いのが気になります。後を絶たない失言もこれが美しいのか、と首を傾げざるを得ません。マスコミを賑わせた厚生労働大臣の発言もそれ自体は決して美しさにつながるものではありません。また、それを擁護する首相自身がそのビジョンが空念仏であることをさらけ出しているとも言えます。 これはあたかもベンチャー起業家が、自分の掲げるビジョンに反する事業活動をするのに似て ...続きを見る

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2007/02/26 15:06
ベンチャーの企業行動―イーエスアイの例に習う―
ベンチャーの企業行動 ―イーエスアイの例に習う― 先日テレビ、新聞紙上を賑わせたイーエスアイの違法資金調達はベンチャーの企業行動に警鐘を鳴らすものといえます。同社は株式公開に成功し、順調に成長していると思いきや、事業拡大に走り、資金が回らなくなると、違法な手段で、詐欺まがいの資金調達を行って司直の手にかかる羽目になりました。 このブログでは資金の持つ意味を考え、投資行動のアカウンタビリティについて(2006年3月20日と同23日)触れています。イーエスアイのような例が出ると、いつものことな ...続きを見る

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2007/02/22 05:50
トランジスタの還暦
トランジスタの還暦 ICやLSIの中に使われるトランジスタは、1947年の12月にアメリカのベル研究所で、ショックレー、バーディーン、ブラッテンの3名の研究者によって発明されました。この発明が世の中に発表されるまでにそれから数ヶ月を要しましたが、それは発明の知的財産権をあらゆる角度から特許によって護り、ベル研究所の名誉と利益のために行われたと思われます。それは予測をはるかに超える用途の広がりにつながったことを考えると、的確な措置であったといえます。1948年半ばに学会で発表され、世界中でその実 ...続きを見る

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2007/02/17 06:26
認知症の恐怖
認知症の恐怖 加齢に伴って起こる症状はいずれも快いものではありませんが、認知症は徐々に来るだけに、いつ始まるかもしれない、との恐怖が伴います。物忘れを覚えると、いよいよ来たか、と戦々恐々の状態になりがちです。この面の研究はずいぶん以前より行われているようで、早期発見により、止められないまでも、発症を遅らせる治療法はあるようです。 オーストラリアで開発された認知症早期発見の技術は事業化の可能性を追求しています。Coghealth(http://www.genkiplaza.or.jp/001s ...続きを見る

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2007/02/15 23:59
修身 斉家 治国 平天下
修身 斉家 治国 平天下 いまさら漢文でもあるまいに、と思われる方もあるかと思いますが、この言葉ほど社会や国家のシステムを巧みに、しかも簡潔に表現したものはない、といっても過言ではないでしょう。すなわち身を修め、家を整(斉)え、国を治めると天下を平らげることが出来る、という政治家のための教えといえます。中国ではこの教えを守って天下を取った人が多いようです。日本でも織田信長などはこの教えを守ったといえる歴史が残っています。これを企業に当てはめて考えると、斉家は企業内ガバナンスといえるでしょう。高 ...続きを見る

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2007/01/28 17:13
新年の独り言
新年の独り言 ブログリーダーの皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は理事長のブログをご愛読いただきありがとうございます。本年もよろしくお願いします。 ...続きを見る

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2007/01/05 09:43
子育てのできない親
子育てのできない親 最近親子間のトラブルが続出しています。親が子供を虐待する、いじめ殺す、子が親を殺害するなど、あってはならない事件ばかりです。虐待の原因は多くの場合親が子供の育て方を知らないのではないからではないかと思われます。核家族化した結果、世代間の家庭教育、あるいはしつけ、家風の継承などが行われなくなりました。少子化にも一因があるのかもしれません。一人っ子が増え、親が手をかけすぎて甘やかす結果となり、親の言うことを聞かない子供が育ったり、食べ物やおもちゃなど与えすぎて放漫に育てたりなど ...続きを見る

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2006/12/29 09:34
起業を成功させるには
起業を成功させるには 高いリスクを冒し、大きなリターンを狙ったベンチャー起業を目指すにしても、ローリスクローリターンの一般創業にしても、十分な自己資金を持って事業を始められる人はまれです。多くの人は他人の資金を当てにしなければなりません。実際、資金不足で悩んでいる経営者は世にあふれているといっても過言ではないでしょう。世の中にはお金が余っており、銀行は借り手を捜し、ベンチャーキャピタルは投資先を求めています。ではなぜ経営者が資金不足で悩むのでしょう。 IAIジャパンに経営相談に来られる方が ...続きを見る

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2006/12/25 18:05
受験は目的ではない
受験は目的ではない 日本の教育は幼稚園から始まって、上級学校果ては就職先まで、受験の連続です。したがって,日々の教育が試験に合格することに主眼を置いたものとなりがちです。最近発生した、必修科目の未履修の問題は、高校教育の目的が受験になった結果ではないでしょうか。 いうまでもなく、受験は次の高等教育を受けるための手段のはずです。その点株式公開がベンチャー企業にとって目的ではなく、より大きく成長するための資金調達の手段であるのと共通点があるといえます。入社試験は企業が教育の効果を試すためのもので ...続きを見る

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2006/11/11 06:27
リスクテークの発想
リスクテークの発想 人間にとって確かなことはあまり多くなく、絶対確かなのは「死」です。それ以外のことは可能性があるだけで、実現には大なり小なりリスクが伴っているはずです。すなわち、人間は生まれた時からリスクと向き合って生きているわけです。多くの場合、リスクと認識しないですむのは経験上リスクが容易に避けられることを知っているからでしょう。子供は知恵が未発達なので、経験が少ないこともあって、リスクを避けられず事故に会うことが多く、親が注意しなければなりません。賢い親は危ないこと、すなわちリスクがあ ...続きを見る

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2006/11/08 11:36
ベンチャーの市場と競合はグローバル
ベンチャーの市場と競争はグローバル 巨大な市場を持つ日本のベンチャー起業家は、ともすると自分の市場を国内に求めがちです。すると競合も国内の競争に目が向き、海外からの参入を見落としてしまいます。日本の市場が大きいことは海外の企業も気づいており、そこに目をつけたベンチャー企業は無視できない存在です。日本市場への参入はまったく自由であり、海外の起業家がマーケティング調査を行う手段は多様で豊富です。以前のブログ「井の中の蛙」にも書いたことですが、思い込み型の起業家にありがちな、ユニークな発想で、他に考 ...続きを見る

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2006/11/02 10:28
起て!ベンチャーの旗手
起て!ベンチャーの旗手 戦後国民のほぼ全員がひもじい思いをしていた時に、知恵を働かせて物資を集めて売りさばき、利益を上げた人たちがいました。当時これらの人たちを「闇屋」と呼んで悪いことをしている、と決め付けたものです。統制下にあって、統制をくぐりぬけた物集めは、たしかに統制令に触れる違法行為で、褒められたことではありませんが、ニーズがあり、シーズを見つけて事業に結びつけるのは経済活動ともいえます。もともと物価を統制するということ自体、自由経済ではありえない事ですから、これらの「闇屋」はベンチャ ...続きを見る

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2006/10/03 09:49
労働の対価
労働の対価 労働の対価として労働時間または拘束時間に対して時間当たりの給料を定めて支払う、というのは一般的な慣行として長く続いてきました。昨今成果が重視されるようになって、労働時間や拘束時間よりも成果に対して給与を支払う考え方が一般的となりつつあります。ベンチャーにおいては、成果主義が馴染むのは万人が認めるところです。というよりも、成果主義に挑戦できる人でなければ、ベンチャービジネスに身をおくべきではない、といった方がよいかもしれません。起業家の中には創業後、しばらくは給料を取らないで働く人 ...続きを見る

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2006/08/23 23:37
ビジネスモデルの転換
ビジネスモデルの転換 以前松井証券の松井社長のご講演を聞く機会がありました。その中で松井さんが現在は販売者が顧客を囲い込むことが事業を拡大し、リピーターとなることにより特典が与えられる囲い込みモデルで顧客を確保するビジネスモデルが流行っていることに触れられました。航空会社のマイレージ制、百貨店はじめ小売業のポイント制、ネット上モールでのポイント制など、どれをとっても顧客を囲い込んで繰り返し来てもらうことにより、継続的に利益を得ています。松井さんは「しかし、これからは顧客が売り手を選ぶ時代が来 ...続きを見る

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2006/08/05 10:30
M&Aの時代
M&Aの時代 国内外で大型の企業合併が話題になっています。日本では企業買収は買った方の勝ち、買われた方は負け、という考え方が強く、調和を重んじる社会で好ましいことではありませんでした。バブルが弾け、終身雇用と年功序列で平和に過ごした時期は終わり、競争の時代に突入してからは護送船団方式の金融界、成熟期に入った鉄鋼産業、商社不要論の広がった総合商社、はては世界の先端を走ったこともある半導体業界にまでM&Aの波は押し寄せています。戦前アルミ産業で海外からの買収を仕掛けられる恐れがあって産業界が戦々 ...続きを見る

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2006/08/03 10:39
ベンチャーの機会
ベンチャーの機会 ベンチャーは大企業と補完的な役割を担っています。熱帯雨林の世代交代説を持ち出すまでもなく、現実の社会にあるニッチの市場を狙ったベンチャーは多く出ます。ニッチであるがゆえに大企業が手を出さない隙間市場はウェブ2.0の広がりとともに起業家たちの絶好の目標となるでしょう。競争に疲弊した大企業が、比較的競合の少ないニッチ市場に入り込んでくる可能性も排除できません。また、ニッチ市場で成功したベンチャー企業を買収して巨大市場に育てる動きも出てくるでしょう。 ベンチャーの機会はニッチに ...続きを見る

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2006/07/28 11:04
1円起業の価値
1円起業の価値 商法の改正により、会社設立の要件が緩和され、資本金1円でも創業が可能になったのは数年前で、これを活かした創業も多く見かけます。サービス業などで資金を必要とせず、資本金1円で創業し、汗を流してそれだけで事業を成功させることは不可能ではありませんが、多くの場合は補助金や友人からの援助で資金を調達しているのが現状といえるようです。自分は汗だけ流して、資金は他人に頼る、という創業はあまり感心できることとは言えせん。しかし、ヤフーに代表されるWeb1.0からグーグルに代表されるWeb2 ...続きを見る

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2006/07/21 15:49
有言実行か、不言実行か
有言実行か、不言実行か 7月10日に「ベテランの会」主催のパネル討論会があり、司会の西岡郁夫さんから、パネリストと会場の参加者に対して、ベンチャービジネスは有言実行と不言実行のいずれであるべきか、という命題が出されました。西岡さんの質問には有言、不言と実行、不実行のすべての組み合わせの中でどれがよいか、というものでしたが、当然主題の二つの組み合わせのいずれかに選択が集中します。不言実行を選択した参加者も数名ありましたが、その理由は多くの人が出る杭を打つ文化、失敗のコストの高い社会を挙げました。 ...続きを見る

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2006/07/20 10:35
熱帯雨林の循環とベンチャー
熱帯雨林の循環とベンチャー オーストラリアの熱帯雨林でガイドに聞いた話ですが、樹木の成長の早い熱帯雨林では大木の世代交代がしばしば起こるそうです。成長の早い樹木は寿命が比較的短く、根が腐ったり、蔓性の植物に枯死させられたり、また虫に幹を食い荒らされたりして枯れて倒れるのだそうです。大木はその枝葉で木蔭を作り、そこには草が生えるだけで大きな木は育ちません。しかし、鳥が運んで来たり、風に乗って飛んできた種子は土の中で芽を出す機会を狙っているのです。いったん大木が倒れると今まで木蔭であった地面に、さ ...続きを見る

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2006/07/19 10:39
支援と育成の違い
支援と育成の違い 育成とか教育という言葉には上位にあるものが下位にあるものを育てる、というニュアンスが強いように感じられます。学校教育はその典型で、先生が一方的に生徒を教え、育てます。企業内の教育も同様でしょう。これに対して、支援には上から下という意味合いはなく、支えるという言葉の文字通り、下から支える縁の下の力持ちといった位置づけです。ベンチャー企業を支援するエンジェル活動はまさに支援であり、そこには上下関係は存在しません。メンターとコーチも上位概念ではなく、同じ目線で相手から持っている能力 ...続きを見る

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2006/07/18 16:31
飽食の時代
飽食の時代 現在の日本は飽食の時代と言われます。食のみでなく、あらゆる物資が巷を、ショップを、ディスカウント店を充たしています。お金を出せば何でも手に入る、定職を持たずともお金が稼げる、という考えが通念になっているといえます。このような環境で育った子供たちは何不自由なく、少子化の影響もあり、何かをほしいと言えば親が買い与えてくれることを何の不思議とも思わないのでしょう。そんな子供たちが成人して起業家になるでしょうか。その可能性はほとんどないでしょう。なぜなら起業は自分でするものであり、だれかが ...続きを見る

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2006/07/13 15:28
ベンチャー起業の要件
ベンチャー起業の要件 ベンチャーを志す起業家は多くいますが、日本ではこれらの起業家を支援する仕組みにかけています。そのためベンチャーのリスクや、資金調達など事業を計画する上で欠かすことのできない知識を持たないまま創業に走っている例が多く見られます。ベンチャーとは何か、ベンチャーを起こすにはどんな準備をすべきか、など身近に教えてくれる人がいないからでしょう。 1960年代の中ごろ私は仕事で行った、アメリカのシリコンバレーのあるバーのカウンターでバーテンを相手にカクテルを飲んでいました。かなり広 ...続きを見る

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2006/07/10 09:31
ハンガリーの観光ガイド
ハンガリーの観光ガイド たまたまブダペストを訪問した日が同国革命50周年記念日で、アメリカのブッシュ大統領が来訪したため、空港は一時閉鎖、道路も至る所で閉鎖され、厳重な警備が敷かれました。幸い、我々はその前日に到着し、来訪の次の日に出発したので影響は軽微でしたが、観光バスが回れるところが制限され、通常の半分くらいの時間で終わってしまいました。訪問先が閉鎖のためです。式典中と大統領が空港へ向かう間は空にはヘリコプターが数機、ドナウ川には警備艇が数隻警備のために旋回、待機していました。 観光バス ...続きを見る

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2006/07/07 13:01
スイスでであった起業家
スイスで出会った起業家 国際ロータリー大会に出かけたついでに、長年付き合っている一家をスイス・チューリッヒの郊外に訪ねました。30年前には小学生だった男の子が成長して大学を出たのち、大学発のベンチャーを起こしていたのです。3人兄弟の末っ子だったモリッツ・レヒナーという青年で、今年37歳、起業したのは8年前だそうです。この一家とは12年ぶりの再会で、起業したことはメールでお母さんから聞かされていましたが、今回は会社の概要を立派なプレゼンテーションで聞くことができ、工場見学もさせてもらいました。 ...続きを見る

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2006/06/30 07:19
理にかなった創業
理にかなった創業 創業前に十分な準備をすることが創業後のリスクを軽減ないし明確にし、事業でのつまずきを防ぐために有効であることは以前のブログで述べました。その準備には市場の十分な調査、競合の存在、顧客の動向などが含まれます。どんなに便利な製品、役立つ技術であっても市場が存在するとは断言できません。時には市場調査の結果製品が受け入れられないかもしれないリスクの可能性を怖がって、やってみなければわからないと、闇雲に事業を始めてしまう場合もあります。真実と向き合い、リスクを正面から見据えて取り組まな ...続きを見る

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2006/06/07 10:54
エンジェル税制の不備
エンジェル税制の不備 エンジェル税制が施行されましたが、その本来の趣旨は達成されたでしょうか。エンジェル税制はベンチャーを支援するエンジェルの納税義務を軽減してベンチャー支援を促進しようとしたものです。それはベンチャー起業が輩出すると経済を活性化させ、活力ある企業を生み出しその結果税収が増える、との考えからだと理解します。そのような目的に合う起業とはどんな起業家が始めることが望ましいかといえば、それは大きく成長する可能性をもつ技術系のシーズを持っている場合と巨大市場を狙ったいずれもハイリスクハ ...続きを見る

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2006/06/05 20:10
エンジェルはボランティアか?
エンジェルはボランティアか? ベンチャー起業家とその企業を支援するビジネスエンジェルと呼ばれる人たちがいます。IAIジャパンもエンジェルの集団ですが、この人たちのビジネスモデルはボランティアの側面を含むと同時に、起業家の夢を共有し、その実現に協力するので、新株予約権(ストックオプション)などによる成功報酬を果実として要求し、支援に必要な交通費、旅費などの経費を補償してもらうことも要求します。エンジェルと起業家の関係は支援したい、されたいという相対関係ですから、互いにその思いがマッチしなければ成 ...続きを見る

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2006/06/01 10:16
スキューバダイビング(3)
スキューバダイビング(3) 週末宮古島へ仲間とダイビングに行きました。サービス満点のダイブショップのお世話で殿様気分を味わうことができました。こんなサービスを提供してくれるショップは他にないだろうと思うようなすばらしいサービスなのですが、一方ではこれに慣れると他のショップに行ったときにサービスが悪いと感じるのでは、と心配にもなります。スキューバは自己責任の世界ですから、出発前に機材が正常に動作するか、すべての機材が整っているか、などを自分で確認し、ダイビングの前に再度確認する、というのは世界共 ...続きを見る

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2006/05/31 10:28
ベンチャー起業に必要な個の確立
ベンチャー起業に必要な個の確立 終戦直後日本に進駐してきたマッカーサー元帥が日本人と接して日本人の精神年齢は12歳である、と発言したことは広く知られていることですが、その真意は民主主義に関する精神年齢だったと思われます。第1次と第2次の世界大戦は帝国主義と民主主義の戦いだったといわれます。日本は帝国主義の下にあったわけで、民主主義はほとんど理解されていませんでした。それから60年たって12歳から成長したでしょうか。民主主義では個人がベースとなります。全体主義から個人主義へと変化してきたように一 ...続きを見る

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2006/05/29 17:20
エンジェルの心
エンジェルの心 ビジネスに成功した人がエンジェルとして創業期の起業家を支援しようという気になるのはなぜでしょうか。それは感謝の心からだといわれます。ビジネスに成功して慢心する起業家はこのような心を持たないでしょう。成功は自分ひとりの力ではなく、すべてのステークホルダーズのお陰だ、と思う経営者はエンジェルの心を持ち合わせています。成功の果実を自分だけのものとせず、これを使って新しく起業する人たちを援けようと考えるからエンジェル活動に入るのです。IAIジャパンは日本型のエンジェルを目指して勉強を続 ...続きを見る

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2006/05/22 09:21
企業のコンプライアンス実践
企業のコンプライアンス実践 中央青山監査法人の法的処分に伴って、同監査法人との契約を解除する動きが広がっています。同種のスキャンダルがアメリカで起きたときには監査法人が1社解散に追い込まれました。企業は社会の公器といわれ、その活動は遵法精神に則ったものでなければなりません。企業のガバナンスは経営の執行チームが取締役会によって監視され、内部統制機構が機能しているかどうかを監査法人がチェックする、という体制によって維持されます。日本では経営を執行するチームと監視するチームが取締役会で明確に分かれて ...続きを見る

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2006/05/20 11:12
少子化とベンチャー起業
少子化とベンチャー起業 少子化の傾向が波紋を広げていますが、以下の理由からそれに伴ってベンチャー起業家も減少することが懸念されます。先ず少子化の結果親の子供に対する接し方が過保護となり、必要以上に面倒を見ることになり、それは自立心を損ないます。また、安全を気遣うあまり、リスクから遠ざけ、子供のリスク感覚を麻痺させることがないとはいえません。危険に近づくことを過度に恐れる人はベンチャー起業には適しません。少子化社会では失敗を恐れてリスクを冒さない人が増えるでしょう。親は子に偏差値重視の教育を施し ...続きを見る

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2006/05/19 08:57
新世代の育成
新世代の育成 小泉チャイルド、民主党首脳交代、ライブドア退場の共通点は若者というキーワードでしょう。いずれもマスコミで取り上げられ、若者の危うさが指摘されました。若さはベンチャー起業のような危険を冒す原動力です。そこに年寄りが危険を感じるのはそれなりの人生経験からリスクを知っているからでしょう。青少年を教育し、将来の指導者を育てるのは国家の、組織の、そして先輩である年長者の責任であることは言うまでもありません。残念ながら日本の現在の教育では指導者が育つ望みはあまりないといえましょう。政党でも若 ...続きを見る

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2006/05/15 09:31
起業か、就職か
起業か、就職か 進学、卒業、転職、定年退職など人生の節目で起業か、就職かという選択をする場面があります。これまでの日本社会ではほとんどの人が就職を選んで来ましたが、最近では起業を選択する人が増えているようです。多くのいわゆる団塊の世代が定年を迎える来年に向けて、この選択についてのかまびすしい議論がマスコミを賑わせるでしょう。これは選択肢といえるほど自由度のあるものでしょうか。働き口が見つからないから起業の道を選択するというのは無茶です。起業にはそれなりの決断、資本の論理、起業のミッション、事業 ...続きを見る

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2006/05/12 14:06
偉大な先輩、今井鎮雄
偉大な先輩 今井鎮雄さんは私の人生の師と仰ぐ先輩です。生い立ちに大連という外地での共通の経験もあって、親しくさせていただいています。今から53年前に知り合った時の今井さんは神戸YMCAの主事で、小豆島にあるヨシマキャンプのディレクターでした。その後総主事となられ、多くの今井学校生徒を輩出され、彼らにはYMCAの今井さんとして慕われています。障害者の福祉のためには先ずヨシマキャンプで1953年日本では初めての「肢体不自由児キャンプ」を始め、以後福祉の今井さんとしても知られるようになりました。ロー ...続きを見る

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2006/05/10 09:46
未公開株式への投資(3)
未公開株式への投資(3) 連休中のニュースに未公開株をあたかも株式公開が近く、公開されれば株価が数倍になると偽の情報を使ってある有力製薬会社の未公開株式を100万円程売ったとのことがありました。新聞記事によれば、同じ手口でこれまでに十数億円を騙し取ったと出ています。この手の詐欺はこれまでにもあり、今後も後を絶たないと思われますが、被害者はなぜこのような手口に簡単に騙されるのでしょうか。その原因はいくつか考えられますが、ひとつは株式を商品のように考える風潮です。株式は買えば値上がりするもの、との ...続きを見る

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2006/05/09 00:14
アメリカンドリームを実現した男
用語解説B2C(ビーツーシー) B2C:消費者を直接の顧客にするビジネス形態。不特定多数と対象とするため、広告宣伝などが有効に影響する。B2Bに比較すると商品が価格に見合ったものであれば、ベンチャー企業の製品でも差別せず、良し悪しだけで売れるか否かが決まる。消費者は移り気なのでマーケットウィンドウは不安定である。 アメリカンドリームを実現した男 ウィルフレッド・J・コリガンと私の付き合いは1975年ごろに始まり、彼がまだフェアチャイルドセミコンダクタの社長の頃から続いています。現在は主 ...続きを見る

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2006/04/28 15:11
ベテランの会
用語解説マーケットウィンドウ マーケットウィンドウ:販売したい商品の市場が潜在から顕在に変わって、売れなくなるまでの期間。新商品を予測されるマーケットウィンドウに最初に紹介し、閉じるまでの期間すべてでトップシェアを維持できると最大の収益を上げられる。閉じる寸前に商品を出すような企画はすべきでない。 市場の規模と価格の変遷が企業の戦略に大きく影響する。 ベテランの会 企業の経営トップを務め、第一線を退いた後もその影響力を使って新規に創業する起業家を支援したいとの思いでひと月に1度の例会でベ ...続きを見る

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2006/04/24 15:03
未公開株式への投資(2)
用語解説B2B(ビーツービー) B2B:企業相手のビジネス。最終購買者ではなく、企業に販売し、購入した企業が何らかの手を加えた商品として最終購買者に販売するビジネスモデルで、不特定多数の顧客相手ではないので、販売戦略、広告宣伝の方法などがB2Cとは大きく異なる。1社に対して大量の供給が行われるので、一定の供給責任、品質の維持などが要求される。 未公開株式への投資(2) 未公開段階の企業に対する投資が、公開株式を購入するのと決定的に違うのは株式公開を達成するまでは譲渡先を自分で見つけない限 ...続きを見る

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2006/04/22 16:34
マーケティング
用語解説株主代表訴訟 株主代表訴訟:経営上重大な欠陥または誤りがあって、取締役会による適切な処置がとられない場合に、株主が代わって訴訟により是正措置を要求することをいう。あずさ監査法人のウェブサイトによれば、取締役や監査役が会社に対して負っている法的責任に対し、馴れ合いなどにより会社がその責任を追及しようとしないときに株主が会社に代わってその取締役や監査役を提訴できる制度のこと、と定義されている。(http://www.azsa.or.jp/b_info/keyword/soshou.html ...続きを見る

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2006/04/19 16:00
事業計画
用語解説パトロン パトロン:ベンチャー関連で使われるパトロンはサイレントエンジェルといわれる金を出しても口は出さない、あるいはキャピタルゲインを狙って未公開企業に投資するタイプの資金提供者を指すことが多い。エンジェルは汗を流して支援するが、パトロンは資金だけを提供する。スポンサーと呼ばれる場合もある。江戸時代の旦那衆と呼ばれる富裕な個人がこれに当たるといわれる。 事業計画 ベンチャーの起業であっても一般の創業であっても、事業を起こす場合にはなぜ起業・創業するのか、その結果何を期待するのか ...続きを見る

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2006/04/17 10:35
f=ma
用語解説CEO CEO:最高経営責任者。経営執行上最高の責任と権限を持つ。アメリカでのみ使われたが、最近では日本でも普通に使われる。CEOは合議を重んじる日本的経営には馴染まない、といわれる。軍隊の最高司令官同様全組織に命令を下せば、全軍一斉に動かなければならない。優れたCEOはその命令が直ちに実行されるよう直属の役職者に命令の中身を十分理解させてから号令をかける。 f=ma 物理の法則のひとつにf=maという簡単な式があります。力は質量と加速度の積、という法則です。どんなエネルギーも質量 ...続きを見る

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2006/04/14 11:45
エンジェル投資の怖さ
用語解説ディスクロージャー ディスクロージャー: 経営内容を開示すること。企業統治(コーポレートガバナンス)においてアカウンタビリティと並んで重要な行為。財務諸表の外、業務内容の開示も求められ、特に昨今では環境への取り組みの開示が重視される。開示のメディアも新聞のほか、ウェブサイトなど多様化してきたので、企業にとっては選択肢が広がった。PRが企業イメージ向上を狙うのに対し、ディスクロージャーは投資家対象のIRの一部である。 エンジェル投資の怖さ 前回のブログでは創業期企業の評価の難しさを論 ...続きを見る

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2006/04/06 15:27
創業期ベンチャー企業の評価
用語解説バイオ バイオ:生物学にかかわることの総称。医療、農業、生物化学などの分野で創業する場合の総称でもある。医療、医薬の分野では薬事法のもとで規制されるため、時間と費用がかかり、ベンチャー向きではないとされる。健康ブームに乗ったサプリメントをタネにしたベンチャー創業も多い。また、遺伝子操作を行った医療行為、医薬品開発なども含まれる。いずれもその影響が世代間に及ぶことも考えられるので、安全性の検証に長期間を要する。 創業期ベンチャー企業の評価 創業期のベンチャー企業の評価は不確定要素が多 ...続きを見る

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2006/04/02 17:17
伝統文化とベンチャー企業
用語解説 DCF法 DCF法:企業価値や不動産価値を評価する方法のひとつで英語のDiscounted Cash Flowの頭文字。未公開企業の事業計画の将来の収益予測から、現在の価値を割り出す方法をいう。すなわち企業が予測する将来のキャッシュフローを資本還元率で現在価値に還元して算出する方法であり、事業計画の精度に依存する。また、創業期のベンチャーが描く事業計画は実現性が低く、この時期に応用することは危険である。 伝統文化とベンチャー企業 日本の伝統文化の中で美徳とされて来たのは調和、協 ...続きを見る

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2006/04/02 17:15
行革と民間の責任 社外取締役
用語解説 社外取締役 社外取締役:経営の執行にかかわらず、会社と取引関係と一定以上の資本関係を持たない独立の立場にある個人が取締役になった場合をいう。アメリカ企業では執行側の1,2名(CEOとCFOが多い)を除けばあとはすべて社外の独立の立場の個人で取締役会が構成されるのが普通である。日本では事業に精通した社内の人材で取締役会を構成してきたが、最近執行役と取締役とを分ける企業が増えてきた。 行革と民間の責任 小泉純一郎主唱の行革は成功したのでしょうか。トップダウンのやり方を導入した勇気と手 ...続きを見る

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2006/03/29 13:27
国際ロータリー(2) CSR
用語解説 CSR CSR:英語のCorporate Social Responsibilityの頭文字。企業の社会的責任。企業が社会に存在できるのはその活動が社会にとって役立つからであり、その報酬として企業が利益を得るのである。そこで社会に対し責任が生じる。それは経営の透明性を示すことで果たされ、よいことも悪いことも公表されなければならない。旧くはチッソの水俣病や四日市喘息などがあるが、その頃はCSRという明確な概念がなかった。アスベストでは国の責任も追及され、企業の責任と法律と規制を作り、守 ...続きを見る

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2006/03/27 15:23
エンジェル支援 ステークホルダーズ
用語解説 ステークホルダーズ  ステークホルダーズ:ステークは競馬などの賞金。転じて利害関係。ステークホルダーズは企業の利害関係者を指す。経営者にとってのそれは従業員、株主、取引先、地域社会などであり、最近CSRを重視して地域社会との利害関係が重視される。企業は経営の内容をステークホルダーズに対して出来るだけ多くの経営情報を開示することが要求される。殊に、企業にとって不利な情報、例えば、製品のリコール、減収、減益、など株価に影響する情報は有利、不利を問わず開示しなければならない。 エンジェル ...続きを見る

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2006/03/26 16:03
最近出会った起業家たち 目利き スリーエフ(3F)
用語解説 目利き スリーエフ(3F) 目利き: 投資に関する目利きは対象案件の内容に応じた知見を持つ専門家が技術、市場、競合、将来性、リスクファクター、利益性など投資に値するかどうかを評価すること。同時に経営陣の能力を評価することも重要な要件である。 スリーエフ(3F): 英語のfounder, family, friend、すなわち創業期の資金は創業者グループ、その家族、親しい友人から先ず集める。3Fの支持を得られないようでは創業できない。3Fが資金を出し合い、事業を開始して形が見え始めた ...続きを見る

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2006/03/16 09:40
文化とベンチャー 資本政策
用語解説 資本政策 資本政策: 会社設立から将来までの資金の調達と使途、資本の移動状況、時価総額、株主ごとの持ち株数、顕在株式と潜在株式の分布状況などを資本の移動ごとに分けて表で示したもの。創業者(およびそのグループ)の動機付けにつながる持分比率が一目でわかり、時価総額の変化が読み取れる。投資家は資本政策を見て投資を決断する。企業としては5年程度先までの資金の需要と使途を示す必要がある。 文化とベンチャー 理事長のブログが難解で素人にはわかりにくい、との指摘がありました。今回から文体を変え ...続きを見る

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2006/03/14 23:22
ベンチャー企業の成長段階と社長の資質 ニーズ シーズ
用語解説 ニーズ シーズ ニーズ: 人や企業が必要としている製品、技術を指す。顕在的に存在し、供給すればただちに売れる場合と、潜在的に存在し、はっきりした形をとっていない場合がある。ベンチャーは潜在ニーズを探り出して、リスクをとってこれに取り組むことがよいとされる。 シーズ: 製品にすれば必ずニーズが生じる、と考えられる事業の種を指す。ニーズを調査せずにシーズを市場に押し付けると失敗する場合が多い。よいシーズをニーズに結びつけるのはマーケティングである。 ベンチャー企業の成長段階と社長の資 ...続きを見る

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2006/03/07 05:47
井の中の蛙 コアコンピテンス
用語解説 コアコンピテンス コアコンピテンス: 内在する確かな強み。ベンチャー起業の核になる技術、ビジネス上の差別的強みのこと。世界ナンバーワンの強みを持つことがわくわくする事業計画の基である。投資に際して最も重視されるポイントでもある。 井の中の蛙 周囲を見回さず、またはほんの目に入るところだけしか見ないで、自分は強いと思い込んで無手勝流で世間に出ると、自分以外にもたくさんの同じことを考えて実行している人がすでにいて、思ったより競争が激しい、という状況に出くわす。このような思い込み型の起 ...続きを見る

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2006/03/02 23:22
火事場のバカ力 インサイダー取引
用語解説 インサイダー取引 インサイダー取引: 資本の移動、新製品、品質事故等株価に影響する企業情報に触れる立場にある者がその情報によって株価が上下することを予知し、情報が開示される前に株を売買すること。経営層、広報関係者、社外取締役などが含まれるが社外の者でも事前に知りうる立場にいればインサイダーとみなされる。アメリカでは個人が刑事罰を受ける。 火事場のバカ力 いざというときに人は大きな力を発揮することがある。火事の時には普段持てない重いものを持ち出せるところからできた表現であろう。植物 ...続きを見る

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2006/03/01 23:39
母校への貢献 寄付控除
用語解説 寄付控除 寄付控除: アメリカでは教会の献金、学校、NPOなど団体への寄付はすべて所得税から全額控除され、しかも自己申告である。物品で寄付しても領収書があれば控除される。 母校への貢献 先週フロリダでシラキューズ大学工学部の会議があった。学部長の諮問機関が年一度の会合で学部長の報告と新年度の計画を諮問するのである。大学の理事が4名、大学の教授1名、スタッフ2名、学外のメンバーが4名という構成で、企業の取締役会に相当する。いわばベンチャー企業の取締役会議で、社長が実績を報告し、予算 ...続きを見る

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2006/02/27 09:12
ベンチャービジネスの起業 ビジネスモデル デューディリジェンス
用語解説 ビジネスモデル デューディリジェンス ビジネスモデル: 英語ではbusiness system。収益をどのようにして上げるかの仕組み。広くは販売方法、事業の範囲などを示すこともある。いかにして儲けるかを説明するモデル。 デューディリジェンス: 投資案件を経営陣、市場、技術、競合、リスク評価、コアコンピテンスなどの観点から厳しく評価し、投資判断の材料にするプロセス。VCでは複数のアナリストが評価する場合と個人に判断を任せる場合がある。 ベンチャービジネスの起業 ベンチャービジネス ...続きを見る

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2006/02/22 23:00

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