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人間の本能
人間の本能 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 原始時代の人間は五感の鋭さにおいて、動物のそれに劣らず自然環境の中で生き残る術となっていたはずです。文明の進歩に伴い、人間は五感を代替させる技術を発見し、五感を増幅するツールを発明してきました。その結果、文明人は夜目が利かず、遠方を見るときは望遠鏡を使うようになります。発展途上国へ行くと、現地の人たちは遠方の物体を発見し、遠方の音を聞き分ける能力を持っていることに気付きます。先日パラオ共和国、ペリリュー州にダイビングのため数日滞在しま... ...続きを見る |
2009/11/11 13:15 |
文明からの隔絶
IT文明からの隔絶 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 数日だけでしたが、パラオのペリリュー島に、ダイビング目的で滞在しました。バンガローが7つある小さなリゾートでしたが、そこにはインターネット環境はおろか、テレビ、ラジオさえありません。この数日間は電子メールへのアクセスも、インターネットへのアクセスもできませんでした。近しい友人にはそのことを話してあり、メールへの返信がなくても心配しなかったかもしれませんが、知らない人は返信がないので「なんと失礼な」、と思われたかもしれません。そ... ...続きを見る |
2009/11/06 10:44 |
ティーチとコーチ
ティーチとコーチ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 10月12日のNHK総合テレビで、ザ・コーチの番組が橋本武さんとおっしゃる、97歳の元私立高校の国語の先生を紹介していました。この先生は中勘助の著作「銀の匙」を中学の3年間をかけて、教材として使われた、というのです。銀の匙はその当時から7−80年以前に書かれた本ですから、仮名遣いや、漢字、表現が旧く、生徒たちに分からないことが多くあり、それを先生は解説したり、設問にしたりされたそうです。橋本先生は中学生にも分かるように、3年かけ... ...続きを見る |
2009/10/27 14:49 |
対話の大切さ
対話の大切さ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 携帯電話の普及が社会のありように、さまざまな影響を与えていることは、メディアにも頻繁に取り上げられています。先日も同じ友人と一日に20回もメールでやり取りしている、とテレビの取材に答えている若者が居ました。携帯に着信してから数秒で返信する、という早業も報じられていました。携帯メールによって対話ができる、メールが来たらすぐに返事する、ということ自体は決して悪いことではなく、むしろ好ましい対応といえます。問題は目と目を見合わせる対話が、... ...続きを見る |
2009/10/19 14:53 |
生きることの意義
生きることの意義 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 私たち人間は生きるために働き、その働きは周囲に対して多かれ少なかれ影響を与えています。働いている当人は気付いていないかも知れませんが、良いにつけ悪いにつけ、知らず知らずのうちに、その影響は広がっていきます。企業で働いていれば、同僚、部下、上司、組織のそれぞれがその対象でしょう。私たちが働くのは生きるためです。すなわち、働く対価として給料を得、それをもって生活の糧とします。働き甲斐のある仕事ができれば、生きていることが楽しく、いや... ...続きを見る |
2009/10/13 22:31 |
日本は変わるか
日本は変わるか NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 民主党政権が誕生し、日本を変える試みが始まりました。自民党による政治が50年近く続いた今、国民が新しい政権を選んだのは当然ともいえるでしょう。今後どのようなステップとプロセスを経て、鳩山政権が官僚機構を変革し、税金を使う仕組みを変えていくのかは、未踏の世界だけに、不透明であることは止むを得ないと思います。鳩山政権の支持基盤はきわめて不安定といわざるを得ず、何とかして変化の芽を育て、成果につなげることにより、シンパを確保したいところ... ...続きを見る |
2009/10/04 16:39 |
昆虫採集の是非
昆虫採集の是非 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 夏休みに子供たちが昆虫採集するのは、日本の伝統のようです。NHKの番組でもお父さんが昆虫オタクになって、子供たちに昆虫採集の面白さと、生態を学ばせている様子が紹介されていました。子供たちが自然に接し、生態系を観察し、生物の活動を学ぶのは好ましいことで、勧奨されるべきことだと思います。しかし、昆虫採集には生物の生命を人間がもてあそぶ、という悪い面が出る恐れがあります。昆虫は採集して標本にしなくても観察でき、カメラで撮影する、写生する... ...続きを見る |
2009/08/24 13:20 |
英国の印象
英国の印象 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 15年ぶりに英国を訪問しました。新型インフルエンザ騒ぎの最中、しかもパンでミックレベル6、とあって同行予定だった仲間のほとんどがキャンセルしました。われわれ夫婦はマスクを十分用意し、平静心で到着しましたが、空港でも街でも、誰もマスクはしていないので、拍子抜けでした。タクシーの運転手によれば、「いつものインフルエンザと変わるところはないよ」とのことで、ロンドンの街は観光客で溢れています。旅行の主目的であった国際ロータリーの大会でもその話は... ...続きを見る |
2009/07/07 09:55 |
新型インフルエンザに学ぶこと
新型インフルエンザに学ぶこと NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 冬の季節に入る南半球で、新型インフルエンザの感染拡大が心配されていますが、日本はこれから入梅することもあって、湿度と温度の高い状態が続き、感染は下火になると予想されます。WHOはレベルを6に上げました。日本はこのままではのどもと過ぎれば熱さを忘れ、冬が来ると、感染力も毒性もより高くなったウィルスが蔓延する、という最悪の事態になりかねません。 ...続きを見る |
2009/06/19 00:41 |
人道奉仕
人道奉仕 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 奉仕について考えてみたいと思います。高校の正課としてボランティアを取り入れて久しくなります。学校の正課になると、それは義務的になり、本人の気持ちとは無関係に、ただ単位をとるためにする実習のようになってしまうでしょう。奉仕には精神がこもっていなければ、奉仕の意味は無くなってしまいます。奉仕には期待する対価がありません。奉仕の結果喜ぶ人がいれば、その人の笑顔は奉仕の対価です。喜んでくれる人がいるから奉仕する、というのが奉仕の精神でしょう。 ... ...続きを見る |
2009/03/25 14:18 |
日米の成果主義
日米の成果主義 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 ある日本企業で、1970年代初めに成果主義に近い人事評価制度を導入しました。それは各社員のキャリア開発と人事考課制度を組み合わせたものでした。社員は自分のスキルをより生かす職場への異動を希望することができ、上司がそれを聞き入れない場合でも、3年間続けて希望を出し続けると、自動的に希望がかなえられるのです。記入フォームのコピーは人事部、本人、上司、上司の上司、が保管し、内部統制が計られています。つまり、本人が納得できる形の制度になって... ...続きを見る |
2009/03/22 23:12 |
日本的経営のあり方
日本的経営のあり方 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 金融危機と不況のさなか、企業の人減らしが当然のように行われています。資本主義の世の中では売り上げが落ち、利益が減少したら、コストを下げるのは当然、と考える経営者が出ても不思議ではありません。1970年代に海外進出がラッシュのように起こり、特にアメリカの企業経営を見て、四半期ごとに経営の実態を株主に報告しなければならず、不況になるとレイオフする経営スタイルに同情した日本の企業経営者が少なくなかったことを思い出します。ヒューレットパ... ...続きを見る
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2009/02/22 23:56 |
緩簡閑環還(その2)
緩簡閑環還(その2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 「緩簡閑環還」という五つの「かん」が先進国全体に浸透すると、発展途上国との格差も縮小し、資源消費が緩慢になると思われます。それはことによると紛争が収まることを意味するのではないでしょうか。民族間の紛争は往々にして資源の取り合いに端を発しています。水資源、地下資源、食糧、漁業権などの奪い合いです。 ...続きを見る |
2009/01/18 17:31 |
日本型エンジェル(2)
日本型エンジェル(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 2008年はエンジェル税制が大幅に改正され、いくつかの不備が指摘されながらも、個人投資家にとってはベンチャー投資に魅力が出た年です。同時にエンジェルの議論が高まり、11月にはエンジェルネットワーク構築に向けたシンポジウムが開かれ、アメリカから2名の著名なエンジェルを招いて講演も行われました。12月15日号の日経エレクトロニクス誌は特集を組んで、ベンチャーにとってのエンジェルの価値を記事にしました。 ...続きを見る |
2008/12/19 16:14 |
日本の強みはあるか
日本の強みはあるか NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 今年唯一ともいえる明るいニュースは、ノーベル賞受賞者が4人も出たことです。これらの受賞の対象となった発明や発見を商業的に実用化することが出来れば、暗い話題で満ちている日本を明るくすることが出来ます。一方、次に続く科学者が出現するかどうか、という心配をする必要もあるでしょう。最近の調査によれば、日本の中高生の数学や理科に対する興味は以前より低く、世界でのランキングが下がっているそうです。このまま下がり続けると、ノーベル賞を取れるよ... ...続きを見る |
2008/12/15 11:41 |
人生の進路
人生の進路 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 人はみなそれぞれの人生を歩みます。人生とは何でしょうか。人生の始まりはいつでしょうか。死が人生の終わり、と思っている人はたくさんいますが、死が人生の終着点と思っていない人もいるのです。死後の世界を信じているからです。人の誕生が人生の始まりか、受精によって命が生まれた時が人生の始まりか、という哲学的な問題はディベートのテーマにはなっても、答えはひとつではないでしょう。ほかにも、男女が交際を始めたときが二人の子供の人生を決めた、との考えも... ...続きを見る |
2008/11/21 16:59 |
マスメディアの役割
マスメディアの役割 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 現代はメディアの氾濫の時代、といわれます。インターネットの普及と発達により、その傾向はますます顕著になりつつあり、利用者の獲得のためメディアの宣伝合戦が派手になります。「ペンは剣よりも強し」と言われた頃の記者魂は昨今見られなくなりました。しかし、メディアは主張を掲載し、広く世に問うツールとしての役割を失ってはなりません。購読者を獲得するため、興味本位の記事や番組がほとんどで、主義主張を展開し、読者視聴者に訴え、考えさせる内容は... ...続きを見る |
2008/11/13 08:30 |
出版の意義
出版の意義 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 最近拙著が出版されました。著作に当たってはエンジェルの仲間に援けられ、本の販促にも多くのアイディアを出してもらって、幸い順調に売れているようです。その中でNPO法人を引用してストーリーを展開しているので、法人のウェブサイトにも訪問者が増えているようです。このブログのアクセス数も急増しました。メディアの力を目の当たりにしたといっても過言ではありません。 ...続きを見る |
2008/10/31 13:09 |
不祥事に学ぶ
不祥事に学ぶ このところ企業や役所の不祥事が多く、学ぶ材料に事欠かないのは喜ぶべきか悲しむべきか分からなくなりそうです。企業、役所を問わず、共通していることはトップの姿勢です。不祥事が発生する原因は不注意に気付かない、不正を見逃しても咎められない、果ては組織ぐるみで、といった職場雰囲気にあり、これはトップの責任というほかありません。トップ自らが正しい行動のみを取り、決して不正に手を染めない、と身をもって示さなければ、組織はついてこないものです。「これが内部統制だ、諸君よろしく」と掛け声をかけた... ...続きを見る |
2008/10/19 10:50 |
情報の価値
情報の価値 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 現代は情報過多のために、紙媒体にしろ、電子媒体にしろ、一顧だにされず捨てられる情報が多くなりました。郵便受けに入るDMと広告、メールに入ってくるメルマガ、広告メール、果てはスパムメール等々、数え上げればキリがありません。スパムなどは自動フィルターで消し去られ、時には広告メールもスパム扱いとなっています。豊富な情報は果たして社会の価値につながっているのでしょうか。 ...続きを見る |
2008/09/11 11:01 |
農業のパラダイムシフト(2)
農業のパラダイムシフト(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 原材料の高騰とエネルギーコストの上昇が社会にどのような変化を引き起こすか、という問題はあまり真剣に考えられていないように思いますが、その影響は計り知れないものがあるかもしれません。それは社会と経済に大きな変革をもたらす可能性を示唆します。そして我々の生活様式にも変えざるを得ない点が出てくるでしょう。自家用車をやめて公共交通機関と自転車を多用する、石油製品を大幅に減らす、エネルギー源を転換する、などが考えられます。変化... ...続きを見る |
2008/08/30 09:21 |
農業のバラダイムシフト(1)
農業のパラダイムシフト(1) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 世界の食糧危機が迫る中、日本の食糧自給の問題がかまびすしく議論されています。これらを整理すると、 国内農業の効率向上 農地の不足と農家の人手不足 国の農業政策転換 飼料・肥料価格の高騰 に分類することが出来そうです。農業にはまったくの素人ですが、何事においてもパラダイムシフトが起きるときには、外部からの圧力またはアイディアが引き金になります。その道の玄人は既存勢力と既存の知識にとらわれ、新規なアイディアが出... ...続きを見る |
2008/08/25 09:02 |
LOHASな人たち
LOHASな人たち NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 LOHAS(Lifestyle Of Health And Sustainability=健康と持続可能な生活スタイル)という生活を実践する人たちが増えています。あまりにも文明が急速に発達し、石油を大量消費して地球環境を破壊した、との反省からかもしれません。あるいは仕事に追い回されて疲れた人たちが発見したライフスタイルかもしれません。決して現実からの逃避ではなく、持続可能な方法として定着し始めているのは好ましいことです。仕事を持... ...続きを見る |
2008/08/09 13:12 |
アメとムチ
アメとムチ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 人を育てるにはアメとムチを使い分けることが有効といわれます。アメとムチは本来相反するものであり、その使い方と時期を誤ると教育効果は上がらないどころか、却って逆効果となってしまいます。また、私はアメとムチの割合も文化によって変わってくる、ということを経験ました。 ...続きを見る |
2008/07/27 13:14 |
国際化の痛み(2)
国際化の痛み(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 前回のブログでは主として社会と国民が感じる国際化の痛みについて触れました。企業の痛みにはそれ以上のものがあるかもしれません。企業は昭和に入って海外進出を果たし、主として商社がその役を担いました。第2次大戦後メーカーが力をつけ、一時期海外進出ラッシュが起こり、周辺産業である中小企業もお客の海外進出に伴って、遅れを取ってはならない、と海外拠点を作りました。現地進出に当たっては日本から出向者が多数出かけて、現地採用の人材にとってはガラ... ...続きを見る |
2008/07/16 11:18 |
国際化の痛み(1)
国際化の痛み(1) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本は歴史的に見ると4回の国際化の波に遭遇していると思います。最初はザビエルの来日に始まるキリスト教の布教、次はペリーの来航に伴う通商の開国、3回目は通貨の変動を導入した後の資本の自由化、そして次は人口減に伴う人の流入です。キリスト教は日本の文化に根付くことはついにありませんでしたが、江戸時代の文化と明治以後の思想には多大の影響を与えています。通商の自由化は日本にないものだけを輸入し、国産化できたら輸入を止めるだけでなく、輸出を... ...続きを見る |
2008/07/09 08:47 |
未公開企業の内部統制
未公開企業の内部統制 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 公開企業の内部統制がJSOXの施行により厳しくなりました。法律では公開企業のみが適用対象となっていますが、多くの不祥事を生んでいるオーナー企業がJSOXの対象外となっているのは片手落ちといえないでしょうか。みずほ総研の調査では非上場企業のオーナー企業と非オーナー企業との間には内部統制の仕組みに大きな差が出ているとの結果が報告されています。その結果は下表のとおりです。(日本経済新聞) 制度・仕組み オーナー企業 非オーナー企業... ...続きを見る |
2008/06/23 11:55 |
自然科学への興味
自然科学への興味 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 自然との接点が少なくなり、環境が人工的になっています。自然に接しないと、自然科学への興味がわかない、ということはありませんが、幼少の頃に自然に接する機会が多いと、自然科学に興味を持つことが多い、とはいえるでしょう。自然現象には不思議なものが多く、なぜだろう、という疑問がわき、探究心に結びつくからです。 ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 16 / コメント 0 |
2008/05/21 11:06 |
「生きる」とは
「生きる」とは? NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 生きることの意義を考えることは大切です。自殺の多い現代、その意義はますます深く、しかしながら、多くの人はそれを考えずに生活に追われているように見えます。自殺者も人生を考えて悩んだ結果の厭世自殺、というよりは面倒くさくなって死んでしまえ、といった軽い気持ちで死んでしまう場合も多いように聞きます。「生きる」ことと、生命の大切さを子供の頃から考えるように、親子が話し合えたらすばらしい会話が交わせるのではないでしょうか。 ...続きを見る |
2008/05/17 23:20 |
人材の国外流出
人材の国外流出 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 プロ野球の選手がアメリカで活躍したり、科学者が海外へ出て行ったりする事実があります。プロ野球ファンとしては松井秀樹やイチローが大リーグで活躍して、日本で報道されることは喜ばしいことでしょう。また、青色発光ダイオードを開発した中村修二博士がカリフォルニア大学の教授に迎えられました。 ...続きを見る |
2008/05/14 17:37 |
国力の低下
国力の低下 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 最近日本の国力が著しく低下している、と感じることが多くあります。国際舞台での指導力不足、野球選手のアメリカへの移籍、優秀な学者の国外での活躍、などです。一方外国から日本に来るのは一流の人材ではないようです。それは日本で実績を上げても報酬が十分でない、日本での業績は世界に認められない、といった理由からだそうです。学者、スポーツ選手の海外流出も同じ理由からでしょう。突出した才能に報いられないシステムになってはいないでしょうか。 ...続きを見る
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2008/05/01 10:10 |
日本とシリコンバレーを比べる
日本とシリコンバレーを比べる NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 大企業が主要な役割を担う日本と、ベンチャー企業が盛んなシリコンバレーは、一見対極にあるように見えます。安定志向のサラリーマンで溢れている日本と、起業家精神の旺盛なシリコンバレーもまた、異質の文化と見られがちです。これは異なったDNAのなせる業と言えるかも知れません。 ...続きを見る |
2008/04/18 10:44 |
外国アレルギー
外国アレルギー NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本人の外国人アレルギーは世界的にも例を見ないほどです。外国製品には強い憧れを持ちながら、外国人は苦手、というのは語学が苦手だから、習慣の違いを乗り越えられないから、あるいは言葉は通じても理解しあうことが難しいから、などいろいろ原因が考えられますが、都合のよいところだけは外国人を利用し、基本的には外人差別がなくなりません。人口減少が顕著となり、労働力不足が憂慮される中、社会通念を早急に変える必要はないのでしょうか。建築ラッシュの時期... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 12 / コメント 0 |
2008/03/12 12:22 |
国際社会の認知
国際社会の認知 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 数年前、日本が国連の安全保障理事会常任理事国に入る努力がなされました。また、一昔前になりますが、日本の繁栄に国際社会がジャパンバッシングで日本叩きした時期がありました。いずれも日本が国家として、その強みを認められた結果といえるでしょう。バッシングからパッシング(頭越し)となり、今は無視される(語呂合わせすればナッシング)時代です。明治維新以来、日本が先進国から注目された時期は多々あります。しかし、実力が認められたのは一度あるかないか... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 28 / コメント 1 |
2008/03/08 09:52 |
生え抜きの弱さ
生え抜きの弱さ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 現代の日本で企業と人々の間には徳川時代の親藩と外様の発想が心のどこかに潜んでいるようです。学校を卒業して新卒で採用されるのと、中途採用を区別しているのがその表れといったら、考えすぎでしょうか。生え抜きと途中入社はどうでしょう。企業が中卒を採用して工員としてみっちり教育し、社風を身につける、という時代には新卒は金の卵とよばれました。しかし、評価制度が定着し、成果主義を重んじる時代には外国や他社での経験が役立ち、生え抜きにない強みを発揮... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 26 / コメント 0 |
2008/02/11 10:58 |
創造性と管理
創造性と管理(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 人間の創造性がどのようにして涵養されるのか、教育者にとっては難題です。昨今脳の研究が進むにつれ、ヒトの脳は3歳児までにほぼ完全に形成され、それ以降は知識が脳に刻まれるのみ、と言えそうな研究結果もあるといいます。すなわち、芸術のような創造性は3歳児までに決まってしまうという恐ろしいことかもしれないのです。悪用すれば、天才芸術家を作り上げることも可能かもしれません。創造性は測る尺度がありません。すなわち創造性を見つけることはたいそう... ...続きを見る |
2008/02/04 09:53 |
正義と公正(4)
正義と公正(4) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんのコメントの最後の部分です。日本流が世界に通用すれば日本人にとっては大変便利で、いろんな局面で有利になるでしょう。それを実現するには国際感覚のある人が少なすぎる、というのが現実です。先ず、語学力とディベート力が要求され、その上に日本文化に卓越した経験と見識を持っていなければ、外国で説得力のある議論を展開することは出来ません。また、皮肉なことに、それが出来る人の多くは恥の文化を共有できない可能性があります。結論的に言えば、恥... ...続きを見る |
2008/01/27 22:56 |
正義と公正(3)
正義と公正(3) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんからのコメントの続きです。 民族、文化、宗教を超えて世界中の人々が共通に語り合えるのが論理である、という考え方を取っている団体があります。国際ロータリーは世界120カ国以上に広がっており、その考え方に共鳴する人たち(ロータリアン)が集まって各地にロータリークラブを作っています。この団体はある理念を共有し、詳細にわたった内部統制の規則を作っています。その中の一つが論理的規範です。ロータリアンにはキリスト教徒でもイスラム教徒... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 11 / コメント 0 |
2008/01/21 10:48 |
正義と公正(2)
正義と公正(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんから12月10日掲載のブログに対してコメントがありました。長文なので、3回に分けて掲載します。 最初の部分は私の論調に賛成し、かつ鈴木さんの薀蓄をご披露いただいていますが、リチャード・クー氏を引き合いに出して外国で教育を受けることの必要性を説いています。クー氏とはITPCなどでよくご一緒して議論する仲間ですが、いつもながら、データを引用した、鋭い舌鋒に感心させられます。経産省などもクーさんをコンサルタントとして利用してい... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 72 / コメント 0 |
2008/01/17 10:42 |
競争の原理
競争の原理 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 格差の論議とサービス残業をベンチャーに当てはめて考えて見ました。格差が不公平である、との議論は一見正しいようですが、それが悪平等を生む結果となることも考えられます。もともと動物には同じ種の中でも強弱があり、種の保存のために強い個体が生き残る仕組みとなっています。人間には知恵があって、弱いものを助け、強いものをくじく社会性がある、ともいえますが、翻ってベンチャー企業を考えると、競争相手に差別的強みで勝つことが求められます。差別的競争力とは... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 54 / コメント 0 |
2008/01/07 10:53 |
政治家の国際感覚
政治家の国際感覚 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本の国際貢献といわれる、インド洋海域での燃料補給を停止したことが議論を呼んでいます。新法で対処すべきところ、防衛省の収賄疑惑の解明が先決、その他国内問題の処理が山積して、とてもそこまで手が回らない、という状況のようです。どこの国でも政治家は選挙で選ばれるだけに、選挙区の利害が先立ち、国際的な関心は政治家には期待できないのが実情のようです。しかし、日本は国連に加盟し、安全保障理事会入りにも大いに関心があります。インド洋海域の燃料補... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 39 / コメント 0 |
2007/12/19 10:35 |
社会の倫理レベル
社会の倫理レベル NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 1990年代初頭の証券会社による不祥事の摘発に端を発し、企業、省庁、政治家、最近のスポーツ界の不正が発覚して正されているのは日本社会がこのような不正を見逃さない、という姿勢の表れかもしれません。ムラ社会といわれる日本の社会では、あらゆる組織で仲間同士がかばいあう慣習が根付いてきました。それは情報の隠蔽、臭いものに蓋をする、少々の悪事は見逃す、といった組織文化をよしとしてきた結果といえるでしょう。水清ければ魚棲まず、などという悪事に... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 76 / コメント 0 |
2007/12/13 17:28 |
正義と公正
正義と公正 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本には「義を見てせざるは勇なきなり」、という諺があります。数年前に駅のプラットホームから線路に転落した乗客を見て、自らの危険を顧みず、線路に飛び降りて乗客を助け、自らは進入してきた列車に轢かれて命を落とされた韓国男性がありました。多くの日本人が居合わせたにもかかわらず、助けたのは韓国からの確か留学生であったと思います。この場の正義は助けるという行為であったはずです。勇気のある人は他にいなかったのでしょうか。勇気があったのは韓国人で、日... ...続きを見る |
2007/12/10 10:16 |
不祥事は日常茶飯事?
不祥事は日常茶飯事? NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本には伝統的に「恥」の文化があるといわれます。最近発覚した不祥事はそれが事実であることを疑わせる事件ばかりです。議員による不正、食品会社による製造年月日の捏造、談合による不正利益、など枚挙に暇がありませんが、考えてみると以前はそれらが当たり前のことで、いわば日常茶飯事だったのかもしれません。すなわちそれは「恥」ではなかったわけです。よく考えれば、そのような行いは「恥ずかしい」ことに違いありませんが、誰もがしていることは当たり... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 32 / コメント 0 |
2007/12/06 09:28 |
相撲界の倫理
相撲界の倫理 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 相撲はわが国の国技と位置づけられ、興行でありながら、行司は神官と同等の服装で土俵上に立ち、相撲は神事、といわれてきました。日本相撲協会は財団法人ですから、公益法人です。その公式サイトを訪問すると、協会の事業として九つがあげられています。しかし、サイトのどこを見ても理念、ビジョン、ミッションといったものは見当たりません。組織としての規範が示されているとは思えません。理事長の挨拶はありますが、それは歴代の理事長が個人的に述べているのであり... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 25 / コメント 0 |
2007/11/06 18:14 |
ベンチャー企業の経営チーム
ベンチャー企業の経営チーム IAIジャパン 理事長 八幡惠介 ベンチャーを起業するに当たり何が大切かといって、人ほど重要なものはありません。どんなに優れた技術や商品があっても、経営者がしっかりしていなければ、事業は成功しません。単独起業して、目処が立ったから共同経営者をさがそう、と思っても人材の流動性に乏しい社会、リスクを取りた... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 61 / コメント 0 |
2007/09/10 11:31 |
「経営者の倫理観」
経営者の倫理観 昨今、企業のみならず、政治家や閣僚の不祥事が多く報道されています。見過ごしにできないのはトップの経営者や政治家自身が正しい倫理観を実践していないことです。固有名詞を出すまでもなく、社長が不正を知っていたり、最悪の場合不正を指示したりしているのは到底許されることではありません。恐ろしいのはそれが業界では常識になって、大なり小なりどこでも行われている、との感覚の麻痺です。多くの不正は最近に始まったことではなく、長年の慣行の中に埋まっている場合が多いようです。そのような組織では利益優... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 66 / コメント 1 |
2007/07/19 18:24 |
和時計と日本人の感覚
和時計と日本人の感覚 昨年スイスを訪れたときに友人がスイスの伝統産業である時計の博物館に案内してくれました。以前時計用のICを開発し、スイスの時計業界に出入りしていたこともあり、デジタル時計も展示されているかと楽しみにして入館しました。古代の水時計から、デジタル時計まで様々な形態の時計が見られて楽しいひと時でしたが、中に目を引いたのが和時計です。時の記念日のブログにも書きましたが、和時計は季節によって日の出と日の入りが変わるので、その間を等分して時刻を決めていました。単位時間を正確に作り出す機... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 54 / コメント 0 |
2007/07/15 14:10 |
失敗に学ぶ
失敗に学ぶ ベンチャーに失敗はつき物です。だからといって、無鉄砲な創業で失敗してよいというものではありません。周到に準備し、事業の展開にどのようなリスクがあるかも見極めた上で、創業してリスク回避に失敗した場合は失敗の要因分析も比較的容易です。最初の失敗は学習の材料として貴重なものです。必要なことは失敗したとわかったときの対応と、処理にあります。対応が遅れて傷口を広げたり、処理を誤って未然に防げるはずのリソースの無駄遣いがあったり、などは失敗を致命的なものにしてしまいます。過去のブログで触れたよ... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 29 / コメント 0 |
2007/07/09 10:23 |
和製外語
和製外語 日本に外国語が入ってきたのは中世に中国と交流が行われたときが最初でしょうか。中国文化は漢字の形で伝わったので、その意味するところは多少異なったり、ずれたりすることはあったにせよ、日本人にとって違和感のないものであったと思われます。ポルトガルやオランダから物資、書籍、キリスト教文化が入ってくると事情は大きく変わります。聞きなれない発音の単語はカナ表記するほかなく、その意味するところは誤解、曲解がないまぜとなって、カタカナ外語が増えました。漢字の読みを充てて漢字表記する場合もあります。し... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 43 / コメント 0 |
2007/06/28 10:00 |
時刻と日本人の感覚
時刻と日本人の感覚 6月10日は時の記念日です。1920年に制定されましたが、それまで日本では時間に対する感覚が鋭敏であったとは言いがたく、ましてや江戸時代の日の出から日の入りまでを6で割った時間を一刻と数え、季節によってこの時間が変わるという、現代では信じられない時間計測を行っていました。したがって、何月何日何時にどこどこで落ち合うと言っても、数十分は前後してもおかしくない状態だったのでしょう。時間は人間にとってきわめて重要な要素であり、それが曖昧な計時法によっていたのでは単位として使うこと... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 13 / コメント 0 |
2007/06/09 23:43 |
生命の問題
生命の問題I 「生きる」ということを考えて見たいと思います。私たちにとって、誰にも必ずいつか起こることは「死」です。そしてそれが来るまで私たちは生きています。高齢化に伴ってこの問題はいろいろな場で討論されるでしょう。生命の定義ははっきりしているようですが、よく考えると、脳死、心肺停止など医学的にも絶対的な定義はありません。哲学的に言えば、「生きる」ということは目的を持って生命活動を行うこと、といえます。すなわち、目的を達成するために眠り、食べ、考えて行動することが生きることです。医学の発達によ... ...続きを見る |
2007/05/07 09:10 |
半導体産業衰退の一因
半導体産業衰退の一因 鈴木さんからのコメントその3 ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 22 / コメント 0 |
2007/04/16 11:11 |
経営の基本
経営の基本 新年度が始まり、桜の咲く中、各社の入社式も終わりました。その中でおそらく語られたであろう組織人の心得のひとつは「ほうれんそう」と略される報告・連絡・相談の大切さでしょう。これは組織内におけるコミュニケーションが縦横上下左右に行われなければならない、との教えとして定着しています。アプライドマテリアルズの中興の祖といわれるジム・モーガン氏の口癖のひとつに「Good new is no news, No news is bad news, Bad news is good news」とい... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 37 / コメント 0 |
2007/04/06 10:01 |
格差は悪か(鈴木さんのコメント)
格差は悪か(鈴木さんのコメント) 格差は悪か(鈴木さんのコメント) 19.03.14 ...続きを見る |
2007/03/29 09:08 |
平等な社会
平等な社会 格差論議が続いていますが、平等とはどういう状態を言うのでしょうか。人はすべて平等であるべき、という主張があります。それは能力の優劣に関わらず、同じ扱いを受け、同じ報酬を与えられる、という意味ではないでしょう。しかし、生来障害を持っている人たちは人として平等な扱いを受ける権利を持っている、ということはいえると思います。そのような障害者に対して、健常者が同じ人として受け入れる心を持つ、という規範が確立した社会は平等といえるでしょう。平等には別の面もあると思います。すなわちビジネスの社会... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 28 / コメント 0 |
2007/03/26 17:23 |
ハラスメントのない社会
ハラスメントのない社会 メディアのニュースでは子供のいじめ、企業内での嫌がらせ、路上生活者に対する暴行、セクハラなど、社会におけるハラスメントが続出している感があります。これはどこから来るのか、少し考えて見たいと思います。人間には自分と異質なものを排除しようとする気持ちと、自分にないものを取り入れようとする気持ちが混在しています。後者は取り入れることによって、何らかの益が期待できるからでしょう。前者はもう少し複雑で、汚いもの、理解しにくいもの、これまでに経験したことのないものなどいろいろありま... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 44 / コメント 0 |
2007/03/20 11:01 |
「美しい国ニッポン」へのコメント
美しい国ニッポン 19.2.28 2月15日のブログ投稿者鈴木さんから「美しい国ニッポン」にコメントをいただきました。鈴木さん、いつも読んでいただいてありがとうございます。メディアの報道に過剰反応がみられる、とのご指摘同感です。以下鈴木さんのコメントです。 ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 17 / コメント 0 |
2007/03/17 09:59 |
真剣に生きる
真剣に生きる メディアの発達のせいか、人生は面白おかしく過ごせばよい、と考える人がずいぶん増えているように思います。仕事はある程度こなし、適当に給料をもらって、人とうまく付き合い、なんとなく一生を送る、という人生で満足できるのは幸せでしょうか。人生の意味をまじめに考え、人はなぜ生きるのか、と哲学的に考えることはばかばかしいことでしょうか。人の一生には目的があってしかるべきです。それは若いときに考え、一生かけて実現するべきではないでしょうか。昔と今とは時代が違うのかもしれませんが、10代後半から... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 10 / コメント 0 |
2007/02/27 17:07 |
トランジスタの還暦
トランジスタの還暦 ICやLSIの中に使われるトランジスタは、1947年の12月にアメリカのベル研究所で、ショックレー、バーディーン、ブラッテンの3名の研究者によって発明されました。この発明が世の中に発表されるまでにそれから数ヶ月を要しましたが、それは発明の知的財産権をあらゆる角度から特許によって護り、ベル研究所の名誉と利益のために行われたと思われます。それは予測をはるかに超える用途の広がりにつながったことを考えると、的確な措置であったといえます。1948年半ばに学会で発表され、世界中でその実... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 23 / コメント 0 |
2007/02/17 06:26 |
斉家へのコメント
斉家へのコメント 「修身・斉家・治国・平天下」のブログへのコメントをいただきました。鈴木さんは以前にも「必修科目の必要性」にもご意見をいただいています。このブログシリーズはまさにこのような意見の交換を意図しており、鈴木さんのような方は大変ありがたい読者のお一人です。以下全文を引用します。 ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 94 / コメント 0 |
2007/02/15 04:49 |
新成人への期待
新成人への期待 成人式の意味について真剣に考える機会は今の時期を置いては無いように思います。この制度が制定されたときは成人の日は1月15日でした。それが1週間も移動する理由は理解に苦しみますが、それはそれとして、成人の日の思いを記します。 現代の若者は偏った知識と技能については極めて長けている一方、社会の仕組みや文化という点についての識見には劣っている面が見られるようです。成人式の機会に成人するということの意味を考えていただきたいものです。なぜ成人式の意味を真剣に考えるべきか、というと、国の... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 40 / コメント 0 |
2007/01/15 09:38 |
新年の独り言
新年の独り言 ブログリーダーの皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は理事長のブログをご愛読いただきありがとうございます。本年もよろしくお願いします。 ...続きを見る |
2007/01/05 09:43 |
裁量行政への戒め
裁量行政への戒め 一連のストックオプション裁判での決着は灰色の最高裁での判決のため、一審での原告と被告のどちらが勝ったのか、明らかな軍配をあげられませんでした。すなわち、最高裁は国が行使益は一時所得ではなく、給与所得で、3年さかのぼって課税したことは正しいとした上で、他方では過少申告加算税を3年さかのぼるのは正しくない、と矛盾した結論となっているからです。論理的に言えば、過少申告加算税が遡及できない、とするなら、一時と給与の税額差を遡及することも出来ないはずです。これは典型的な大岡裁きといえる... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 69 / コメント 0 |
2006/12/27 17:44 |
教育再生
教育再生 先日ノーベル賞学者の野依博士のお話を聞く機会がありました。博士は冒頭にポール・ゴーギャンの「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」という言葉を引用され、このごろの若者はこの疑問を持っていないようだ、皆さんはこの問いにどう答えますか、と問いかけられました。この問いは確かに我々の探究心の表れで、自然の、世の中の真実を探ろうという科学の本質に迫るものです。人間は生まれたときから、この探究心を持っているはずです。言葉を話し、周りが見えるようになると子供はなぜ、なぜ、を... ...続きを見る |
2006/12/19 22:37 |
鎖国の発想
鎖国の発想 先日の日経新聞その他に日本の人口減に関する調査結果が掲載されています。それによると世論は2分され、人口に適したGDPを維持し、特に外国人を入れて労働力を補足する必要はない、との意見がほぼ半数あるそうです。その後のテレビ番組でも視聴者を交えた意見交換の番組で、介助に外国人労働者を入れることの是非を論じていました。ここでも外国人労働者を入れることに反対が根強く、日本人の異国アレルギーが明治の開国後140年経っても続いており、異人を特別扱いする日本人が多い現状に驚くばかりです。技術と経済... ...続きを見る |
2006/11/27 18:08 |
IAIジャパン理事長ブログ百号を記念して
IAIジャパン理事長ブログ百号を記念して このブログを開始して、9ヶ月あまりが経過しました。最初のうちはベンチャーとエンジェルの話題に限っていましたが、25号で国際ロータリーを取り上げ、その後もこの話題に触れています。50号近くまでは用語解説を付録として提供しましたが、種切れとなりそれ以降付録はありません。話題も範囲を広げ、教育、文化、ときには政治の話題も提供して、談論風発を期待しています。しかし、あくまでもベンチャー社会の到来に資することを目的とし、話題として提供しても、ベンチャーと関連付... ...続きを見る |
2006/11/16 11:14 |
アーキテクチャーと部品
アーキテクチャと部品 アーキテクチャはもともと建築用語で、建築物、建築様式あるいは構造を意味します。それを創造する人がアーキテクトとよばれる天才的創造家です。アーキテクトは構造設計や、内部の設計には携わらなくともよく、外観が美しい建造物を考えます。しかし、実現不可能なもの、法律に従って建造できないものなどを設計しても、それは絵空事に終わるので、構築工学や建築工学を修めるのが普通です。日本には古代建築のころからアーキテクトは存在せず、中国に派遣された僧などが現地で見た建造物を大工に伝え、僧が描い... ...続きを見る |
2006/11/13 21:04 |
こどもの家庭教育
こどもの家庭教育 ふたつの事例に最近出会いました。NHKの朝のニュースで、こどもに命の大切さを教える試みの成果が報告されていました。ゴキブリやゲジゲジなど忌み嫌われる虫にも命があることを幼児体験で教えると、それらの生き物を怖がらなくなるという報告でした。もうひとつは身内の話で恐縮ですが、これもNHKのハイビジョン番組で、鹿児島県加治木の「クモ合戦」の話です。クモ合戦は400年の伝統を持つ由緒あるイベントですが、一般にはクモは気味悪がられる存在にもかかわらず、加治木では小さい子供までがクモに関心... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 30 / コメント 1 |
2006/10/18 14:19 |
安全とリスク感覚
安全とリスク感覚 我々日本人はいつのころからか安全に慣れすぎて、リスクに対する感覚が鈍感になっているように思います。以前に比べると社会環境も変化し、リスクの種類も変わりました。メディアの多様化による情報の氾濫もリスクを増大する要因になっているでしょう。人間にはリスクを感じる本能が備わっているはずです。それは動物的な本能と、人間だけに備わった情報分析の能力に分けることができるでしょう。 親は子に安全を願い、危険から遠ざけようとします。しかし、危険というリスクは自然界にも人間社会にもたくさんあ... ...続きを見る |
2006/08/11 18:26 |
識字の問題
識字の問題 日本国内に限れば、識字率はほぼ100%であり、我々の意識の中に問題点として捉えてはいません。海外に目を向ければ、字を読めないために意思を通じ合えず、紛争の原因となり、また、法的な保護を受けられない人たちが多くいます。これを我々の問題ではないと片付けてよいものでしょうか。日本の少子高齢化が進行すれば、国内の労働力だけでは需要をまかない切れず、海外から労働力を輸入せざるを得なくなることは明らかです。 これまでの海外からの労働者は出稼ぎ組がほとんどであり、稼ぎたければ日本語を覚えるべき... ...続きを見る |
2006/08/08 09:03 |
M&Aの時代
M&Aの時代 国内外で大型の企業合併が話題になっています。日本では企業買収は買った方の勝ち、買われた方は負け、という考え方が強く、調和を重んじる社会で好ましいことではありませんでした。バブルが弾け、終身雇用と年功序列で平和に過ごした時期は終わり、競争の時代に突入してからは護送船団方式の金融界、成熟期に入った鉄鋼産業、商社不要論の広がった総合商社、はては世界の先端を走ったこともある半導体業界にまでM&Aの波は押し寄せています。戦前アルミ産業で海外からの買収を仕掛けられる恐れがあって産業界が戦々... ...続きを見る |
2006/08/03 10:39 |
リーダーシップ
リーダーシップ 小泉純一郎首相の改革路線の成否については議論もあると思いますが、彼がリーダーシップを存分に発揮したことは確かです。その発揮のし方は日本流の調和を重視するやり方ではなく、多少強引とも思える率先型のやり方と言えるでしょう。それがきっかけになったかどうかは定かでありませんが、リーダーシップに興味をもつ若者が増えているようです。立教大学にリーダーシップを専攻する学科を設置すると同時に350名の定員に対し、1万3千人の申し込みがあったそうです。このようにリーダーシップに関心を持つ人が多い... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 78 / コメント 1 |
2006/07/27 10:48 |
官業と民業
官業と民業 ひところ盛んに行われた第3セクターへの官業の移管と小泉内閣が進めてきた郵政民営化とは時期的にも動機の上でも違うので、同列に論じることはできませんが、民営化によってすべてが解決できるわけではありません。官の効率の悪さとガバナンスの欠如は社会保険庁の例を持ち出すまでもありません。しかし、民間企業の中にもガバナンスの欠如からくる欠陥露呈が相次いでいることは日本社会全体の問題として論じなければならないと考えます。日本社会のガバナンスは徳川時代に浸透した儒教の思想による「長幼の序」、「寄ら... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 15 / コメント 0 |
2006/07/26 17:14 |
ハンガリーの観光ガイド
ハンガリーの観光ガイド たまたまブダペストを訪問した日が同国革命50周年記念日で、アメリカのブッシュ大統領が来訪したため、空港は一時閉鎖、道路も至る所で閉鎖され、厳重な警備が敷かれました。幸い、我々はその前日に到着し、来訪の次の日に出発したので影響は軽微でしたが、観光バスが回れるところが制限され、通常の半分くらいの時間で終わってしまいました。訪問先が閉鎖のためです。式典中と大統領が空港へ向かう間は空にはヘリコプターが数機、ドナウ川には警備艇が数隻警備のために旋回、待機していました。 観光バス... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 99 / コメント 0 |
2006/07/07 13:01 |
東欧の印象
東欧の印象 これまで足を踏み入れたことのなかったチェコ共和国とハンガリーを訪れました。それぞれ2泊ずつの短期間の滞在ですが、初めてだけに新鮮な印象でした。チェコは第2次大戦中のドイツによる進攻、戦後のソ連共産党による支配を経た世代が如何に自由と民主主義を謳歌し、再び共産主義に戻りたくないとの強い思いがあるのみならず、他国で共産主義が勢力を増すことさえも忌避している、と感じました。この印象はプラハのロータリークラブを訪問した時に出会った、元駐コロンビア・チェコ大使だった人から受けたものです。元大... ...続きを見る |
2006/06/28 10:34 |
少子化とベンチャー起業
少子化とベンチャー起業 少子化の傾向が波紋を広げていますが、以下の理由からそれに伴ってベンチャー起業家も減少することが懸念されます。先ず少子化の結果親の子供に対する接し方が過保護となり、必要以上に面倒を見ることになり、それは自立心を損ないます。また、安全を気遣うあまり、リスクから遠ざけ、子供のリスク感覚を麻痺させることがないとはいえません。危険に近づくことを過度に恐れる人はベンチャー起業には適しません。少子化社会では失敗を恐れてリスクを冒さない人が増えるでしょう。親は子に偏差値重視の教育を施し... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 74 / コメント 0 |
2006/05/19 08:57 |
連休に思う
連休に思う 日本は世界にも稀な祝祭日の多い国です。昨年も今年も5月の連休は最低でも5日、推奨有給休暇をとって10日連続休日といった人もいたはずです。欧米では個人がそれぞれの好みで休暇を取るのが普通であり、国を挙げての休日はクリスマス、元首の誕生日、何らかの国家的記念日、などに限られ、せいぜい土、日、月の3連休、時に木曜から日曜までの4連休が長期祝日です。日本でこれほどの連休が慣習となったのは、戦後の復興期において働きづめで法律が定める有給休暇もとれない労働者がほとんどだった時代の産物です。国を... ...続きを見る |
2006/05/01 16:40 |
日本語のあいまいさ
用語解説CFO CFO:最高財務責任者。通常企業の財務、経理をすべて掌握し、全責任と権限を持つ。ベンチャー企業では株式公開が視野に入る前後から求められる役割。ベンチャー企業のCFOには未公開企業の株式公開(IPO)を手がけた経験が求められる。過去には創業時からCFOが経営に加わって仕組みづくりを行い、3年未満でIPOを果たした例もある。技術系シーズでは開発にかかる期間が長いので、CFOを必要とするのは創業数年後となることがほとんどである。 日本語のあいまいさ 島国として独特の文化を形成し... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 17 / コメント 0 |
2006/04/15 11:34 |
国家の目標と国民の夢
用語解説モラルハザード モラルハザード: 倫理の欠如、道徳の危機。放漫経営で倒産しそうになった会社を社会問題に発展することを恐れて国家またはそれに代わる機構が資金提供または再生の手を差し伸べ、結果として放漫経営が不問に付される、といった例が過去に数多く存在した。 国家の目標と国民の夢 第2次大戦後の復興期には、終戦直後の一時期を除いて復興の使命感を国の行政機関と国民のすべてが持っていました。その結果日本では世界に例を見ない規模とスピードで産業と経済の復興と近代化が行われました。最先端技術に... ...続きを見る |
2006/04/11 17:17 |
伝統文化とベンチャー企業
用語解説 DCF法 DCF法:企業価値や不動産価値を評価する方法のひとつで英語のDiscounted Cash Flowの頭文字。未公開企業の事業計画の将来の収益予測から、現在の価値を割り出す方法をいう。すなわち企業が予測する将来のキャッシュフローを資本還元率で現在価値に還元して算出する方法であり、事業計画の精度に依存する。また、創業期のベンチャーが描く事業計画は実現性が低く、この時期に応用することは危険である。 伝統文化とベンチャー企業 日本の伝統文化の中で美徳とされて来たのは調和、協... ...続きを見る |
2006/04/02 17:15 |
文化とベンチャー 資本政策
用語解説 資本政策 資本政策: 会社設立から将来までの資金の調達と使途、資本の移動状況、時価総額、株主ごとの持ち株数、顕在株式と潜在株式の分布状況などを資本の移動ごとに分けて表で示したもの。創業者(およびそのグループ)の動機付けにつながる持分比率が一目でわかり、時価総額の変化が読み取れる。投資家は資本政策を見て投資を決断する。企業としては5年程度先までの資金の需要と使途を示す必要がある。 文化とベンチャー 理事長のブログが難解で素人にはわかりにくい、との指摘がありました。今回から文体を変え... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 64 / コメント 0 |
2006/03/14 23:22 |