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国力の低下
国力の低下 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 最近日本の国力が著しく低下している、と感じることが多くあります。国際舞台での指導力不足、野球選手のアメリカへの移籍、優秀な学者の国外での活躍、などです。一方外国から日本に来るのは一流の人材ではないようです。それは日本で実績を上げても報酬が十分でない、日本での業績は世界に認められない、といった理由からだそうです。学者、スポーツ選手の海外流出も同じ理由からでしょう。突出した才能に報いられないシステムになってはいないでしょうか。 ...続きを見る

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2008/05/01 10:10
日本とシリコンバレーを比べる
日本とシリコンバレーを比べる NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 大企業が主要な役割を担う日本と、ベンチャー企業が盛んなシリコンバレーは、一見対極にあるように見えます。安定志向のサラリーマンで溢れている日本と、起業家精神の旺盛なシリコンバレーもまた、異質の文化と見られがちです。これは異なったDNAのなせる業と言えるかも知れません。 ...続きを見る

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2008/04/18 10:44
外国アレルギー
外国アレルギー NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本人の外国人アレルギーは世界的にも例を見ないほどです。外国製品には強い憧れを持ちながら、外国人は苦手、というのは語学が苦手だから、習慣の違いを乗り越えられないから、あるいは言葉は通じても理解しあうことが難しいから、などいろいろ原因が考えられますが、都合のよいところだけは外国人を利用し、基本的には外人差別がなくなりません。人口減少が顕著となり、労働力不足が憂慮される中、社会通念を早急に変える必要はないのでしょうか。建築ラッシュの時期 ...続きを見る

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2008/03/12 12:22
国際社会の認知
国際社会の認知 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 数年前、日本が国連の安全保障理事会常任理事国に入る努力がなされました。また、一昔前になりますが、日本の繁栄に国際社会がジャパンバッシングで日本叩きした時期がありました。いずれも日本が国家として、その強みを認められた結果といえるでしょう。バッシングからパッシング(頭越し)となり、今は無視される(語呂合わせすればナッシング)時代です。明治維新以来、日本が先進国から注目された時期は多々あります。しかし、実力が認められたのは一度あるかないか ...続きを見る

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2008/03/08 09:52
生え抜きの弱さ
生え抜きの弱さ NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 現代の日本で企業と人々の間には徳川時代の親藩と外様の発想が心のどこかに潜んでいるようです。学校を卒業して新卒で採用されるのと、中途採用を区別しているのがその表れといったら、考えすぎでしょうか。生え抜きと途中入社はどうでしょう。企業が中卒を採用して工員としてみっちり教育し、社風を身につける、という時代には新卒は金の卵とよばれました。しかし、評価制度が定着し、成果主義を重んじる時代には外国や他社での経験が役立ち、生え抜きにない強みを発揮 ...続きを見る

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2008/02/11 10:58
創造性と管理
創造性と管理(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 人間の創造性がどのようにして涵養されるのか、教育者にとっては難題です。昨今脳の研究が進むにつれ、ヒトの脳は3歳児までにほぼ完全に形成され、それ以降は知識が脳に刻まれるのみ、と言えそうな研究結果もあるといいます。すなわち、芸術のような創造性は3歳児までに決まってしまうという恐ろしいことかもしれないのです。悪用すれば、天才芸術家を作り上げることも可能かもしれません。創造性は測る尺度がありません。すなわち創造性を見つけることはたいそう ...続きを見る

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2008/02/04 09:53
正義と公正(4)
正義と公正(4) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんのコメントの最後の部分です。日本流が世界に通用すれば日本人にとっては大変便利で、いろんな局面で有利になるでしょう。それを実現するには国際感覚のある人が少なすぎる、というのが現実です。先ず、語学力とディベート力が要求され、その上に日本文化に卓越した経験と見識を持っていなければ、外国で説得力のある議論を展開することは出来ません。また、皮肉なことに、それが出来る人の多くは恥の文化を共有できない可能性があります。結論的に言えば、恥 ...続きを見る

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2008/01/27 22:56
正義と公正(3)
正義と公正(3) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんからのコメントの続きです。 民族、文化、宗教を超えて世界中の人々が共通に語り合えるのが論理である、という考え方を取っている団体があります。国際ロータリーは世界120カ国以上に広がっており、その考え方に共鳴する人たち(ロータリアン)が集まって各地にロータリークラブを作っています。この団体はある理念を共有し、詳細にわたった内部統制の規則を作っています。その中の一つが論理的規範です。ロータリアンにはキリスト教徒でもイスラム教徒 ...続きを見る

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2008/01/21 10:48
正義と公正(2)
正義と公正(2) NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんから12月10日掲載のブログに対してコメントがありました。長文なので、3回に分けて掲載します。 最初の部分は私の論調に賛成し、かつ鈴木さんの薀蓄をご披露いただいていますが、リチャード・クー氏を引き合いに出して外国で教育を受けることの必要性を説いています。クー氏とはITPCなどでよくご一緒して議論する仲間ですが、いつもながら、データを引用した、鋭い舌鋒に感心させられます。経産省などもクーさんをコンサルタントとして利用してい ...続きを見る

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2008/01/17 10:42
競争の原理
競争の原理 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 格差の論議とサービス残業をベンチャーに当てはめて考えて見ました。格差が不公平である、との議論は一見正しいようですが、それが悪平等を生む結果となることも考えられます。もともと動物には同じ種の中でも強弱があり、種の保存のために強い個体が生き残る仕組みとなっています。人間には知恵があって、弱いものを助け、強いものをくじく社会性がある、ともいえますが、翻ってベンチャー企業を考えると、競争相手に差別的強みで勝つことが求められます。差別的競争力とは ...続きを見る

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2008/01/07 10:53
政治家の国際感覚
政治家の国際感覚 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本の国際貢献といわれる、インド洋海域での燃料補給を停止したことが議論を呼んでいます。新法で対処すべきところ、防衛省の収賄疑惑の解明が先決、その他国内問題の処理が山積して、とてもそこまで手が回らない、という状況のようです。どこの国でも政治家は選挙で選ばれるだけに、選挙区の利害が先立ち、国際的な関心は政治家には期待できないのが実情のようです。しかし、日本は国連に加盟し、安全保障理事会入りにも大いに関心があります。インド洋海域の燃料補 ...続きを見る

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2007/12/19 10:35
社会の倫理レベル
社会の倫理レベル NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 1990年代初頭の証券会社による不祥事の摘発に端を発し、企業、省庁、政治家、最近のスポーツ界の不正が発覚して正されているのは日本社会がこのような不正を見逃さない、という姿勢の表れかもしれません。ムラ社会といわれる日本の社会では、あらゆる組織で仲間同士がかばいあう慣習が根付いてきました。それは情報の隠蔽、臭いものに蓋をする、少々の悪事は見逃す、といった組織文化をよしとしてきた結果といえるでしょう。水清ければ魚棲まず、などという悪事に ...続きを見る

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2007/12/13 17:28
正義と公正
正義と公正 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本には「義を見てせざるは勇なきなり」、という諺があります。数年前に駅のプラットホームから線路に転落した乗客を見て、自らの危険を顧みず、線路に飛び降りて乗客を助け、自らは進入してきた列車に轢かれて命を落とされた韓国男性がありました。多くの日本人が居合わせたにもかかわらず、助けたのは韓国からの確か留学生であったと思います。この場の正義は助けるという行為であったはずです。勇気のある人は他にいなかったのでしょうか。勇気があったのは韓国人で、日 ...続きを見る

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2007/12/10 10:16
不祥事は日常茶飯事?
不祥事は日常茶飯事? NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本には伝統的に「恥」の文化があるといわれます。最近発覚した不祥事はそれが事実であることを疑わせる事件ばかりです。議員による不正、食品会社による製造年月日の捏造、談合による不正利益、など枚挙に暇がありませんが、考えてみると以前はそれらが当たり前のことで、いわば日常茶飯事だったのかもしれません。すなわちそれは「恥」ではなかったわけです。よく考えれば、そのような行いは「恥ずかしい」ことに違いありませんが、誰もがしていることは当たり ...続きを見る

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2007/12/06 09:28
相撲界の倫理
相撲界の倫理 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 相撲はわが国の国技と位置づけられ、興行でありながら、行司は神官と同等の服装で土俵上に立ち、相撲は神事、といわれてきました。日本相撲協会は財団法人ですから、公益法人です。その公式サイトを訪問すると、協会の事業として九つがあげられています。しかし、サイトのどこを見ても理念、ビジョン、ミッションといったものは見当たりません。組織としての規範が示されているとは思えません。理事長の挨拶はありますが、それは歴代の理事長が個人的に述べているのであり ...続きを見る

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2007/11/06 18:14
ベンチャー企業の経営チーム
ベンチャー企業の経営チーム IAIジャパン 理事長 八幡惠介 ベンチャーを起業するに当たり何が大切かといって、人ほど重要なものはありません。どんなに優れた技術や商品があっても、経営者がしっかりしていなければ、事業は成功しません。単独起業して、目処が立ったから共同経営者をさがそう、と思っても人材の流動性に乏しい社会、リスクを取りた ...続きを見る

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2007/09/10 11:31
「経営者の倫理観」
経営者の倫理観 昨今、企業のみならず、政治家や閣僚の不祥事が多く報道されています。見過ごしにできないのはトップの経営者や政治家自身が正しい倫理観を実践していないことです。固有名詞を出すまでもなく、社長が不正を知っていたり、最悪の場合不正を指示したりしているのは到底許されることではありません。恐ろしいのはそれが業界では常識になって、大なり小なりどこでも行われている、との感覚の麻痺です。多くの不正は最近に始まったことではなく、長年の慣行の中に埋まっている場合が多いようです。そのような組織では利益優 ...続きを見る

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2007/07/19 18:24
和時計と日本人の感覚
和時計と日本人の感覚 昨年スイスを訪れたときに友人がスイスの伝統産業である時計の博物館に案内してくれました。以前時計用のICを開発し、スイスの時計業界に出入りしていたこともあり、デジタル時計も展示されているかと楽しみにして入館しました。古代の水時計から、デジタル時計まで様々な形態の時計が見られて楽しいひと時でしたが、中に目を引いたのが和時計です。時の記念日のブログにも書きましたが、和時計は季節によって日の出と日の入りが変わるので、その間を等分して時刻を決めていました。単位時間を正確に作り出す機 ...続きを見る

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2007/07/15 14:10
失敗に学ぶ
失敗に学ぶ ベンチャーに失敗はつき物です。だからといって、無鉄砲な創業で失敗してよいというものではありません。周到に準備し、事業の展開にどのようなリスクがあるかも見極めた上で、創業してリスク回避に失敗した場合は失敗の要因分析も比較的容易です。最初の失敗は学習の材料として貴重なものです。必要なことは失敗したとわかったときの対応と、処理にあります。対応が遅れて傷口を広げたり、処理を誤って未然に防げるはずのリソースの無駄遣いがあったり、などは失敗を致命的なものにしてしまいます。過去のブログで触れたよ ...続きを見る

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2007/07/09 10:23
和製外語
和製外語 日本に外国語が入ってきたのは中世に中国と交流が行われたときが最初でしょうか。中国文化は漢字の形で伝わったので、その意味するところは多少異なったり、ずれたりすることはあったにせよ、日本人にとって違和感のないものであったと思われます。ポルトガルやオランダから物資、書籍、キリスト教文化が入ってくると事情は大きく変わります。聞きなれない発音の単語はカナ表記するほかなく、その意味するところは誤解、曲解がないまぜとなって、カタカナ外語が増えました。漢字の読みを充てて漢字表記する場合もあります。し ...続きを見る

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2007/06/28 10:00
時刻と日本人の感覚
時刻と日本人の感覚 6月10日は時の記念日です。1920年に制定されましたが、それまで日本では時間に対する感覚が鋭敏であったとは言いがたく、ましてや江戸時代の日の出から日の入りまでを6で割った時間を一刻と数え、季節によってこの時間が変わるという、現代では信じられない時間計測を行っていました。したがって、何月何日何時にどこどこで落ち合うと言っても、数十分は前後してもおかしくない状態だったのでしょう。時間は人間にとってきわめて重要な要素であり、それが曖昧な計時法によっていたのでは単位として使うこと ...続きを見る

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2007/06/09 23:43
生命の問題
生命の問題I 「生きる」ということを考えて見たいと思います。私たちにとって、誰にも必ずいつか起こることは「死」です。そしてそれが来るまで私たちは生きています。高齢化に伴ってこの問題はいろいろな場で討論されるでしょう。生命の定義ははっきりしているようですが、よく考えると、脳死、心肺停止など医学的にも絶対的な定義はありません。哲学的に言えば、「生きる」ということは目的を持って生命活動を行うこと、といえます。すなわち、目的を達成するために眠り、食べ、考えて行動することが生きることです。医学の発達によ ...続きを見る

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2007/05/07 09:10
半導体産業衰退の一因
半導体産業衰退の一因 鈴木さんからのコメントその3 ...続きを見る

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2007/04/16 11:11
経営の基本
経営の基本 新年度が始まり、桜の咲く中、各社の入社式も終わりました。その中でおそらく語られたであろう組織人の心得のひとつは「ほうれんそう」と略される報告・連絡・相談の大切さでしょう。これは組織内におけるコミュニケーションが縦横上下左右に行われなければならない、との教えとして定着しています。アプライドマテリアルズの中興の祖といわれるジム・モーガン氏の口癖のひとつに「Good new is no news, No news is bad news, Bad news is good news」とい ...続きを見る

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2007/04/06 10:01
格差は悪か(鈴木さんのコメント)
格差は悪か(鈴木さんのコメント)                   格差は悪か(鈴木さんのコメント)       19.03.14 ...続きを見る

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2007/03/29 09:08
平等な社会
平等な社会 格差論議が続いていますが、平等とはどういう状態を言うのでしょうか。人はすべて平等であるべき、という主張があります。それは能力の優劣に関わらず、同じ扱いを受け、同じ報酬を与えられる、という意味ではないでしょう。しかし、生来障害を持っている人たちは人として平等な扱いを受ける権利を持っている、ということはいえると思います。そのような障害者に対して、健常者が同じ人として受け入れる心を持つ、という規範が確立した社会は平等といえるでしょう。平等には別の面もあると思います。すなわちビジネスの社会 ...続きを見る

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2007/03/26 17:23
ハラスメントのない社会
ハラスメントのない社会 メディアのニュースでは子供のいじめ、企業内での嫌がらせ、路上生活者に対する暴行、セクハラなど、社会におけるハラスメントが続出している感があります。これはどこから来るのか、少し考えて見たいと思います。人間には自分と異質なものを排除しようとする気持ちと、自分にないものを取り入れようとする気持ちが混在しています。後者は取り入れることによって、何らかの益が期待できるからでしょう。前者はもう少し複雑で、汚いもの、理解しにくいもの、これまでに経験したことのないものなどいろいろありま ...続きを見る

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2007/03/20 11:01
「美しい国ニッポン」へのコメント
美しい国ニッポン       19.2.28 2月15日のブログ投稿者鈴木さんから「美しい国ニッポン」にコメントをいただきました。鈴木さん、いつも読んでいただいてありがとうございます。メディアの報道に過剰反応がみられる、とのご指摘同感です。以下鈴木さんのコメントです。 ...続きを見る

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2007/03/17 09:59
真剣に生きる
真剣に生きる メディアの発達のせいか、人生は面白おかしく過ごせばよい、と考える人がずいぶん増えているように思います。仕事はある程度こなし、適当に給料をもらって、人とうまく付き合い、なんとなく一生を送る、という人生で満足できるのは幸せでしょうか。人生の意味をまじめに考え、人はなぜ生きるのか、と哲学的に考えることはばかばかしいことでしょうか。人の一生には目的があってしかるべきです。それは若いときに考え、一生かけて実現するべきではないでしょうか。昔と今とは時代が違うのかもしれませんが、10代後半から ...続きを見る

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2007/02/27 17:07
トランジスタの還暦
トランジスタの還暦 ICやLSIの中に使われるトランジスタは、1947年の12月にアメリカのベル研究所で、ショックレー、バーディーン、ブラッテンの3名の研究者によって発明されました。この発明が世の中に発表されるまでにそれから数ヶ月を要しましたが、それは発明の知的財産権をあらゆる角度から特許によって護り、ベル研究所の名誉と利益のために行われたと思われます。それは予測をはるかに超える用途の広がりにつながったことを考えると、的確な措置であったといえます。1948年半ばに学会で発表され、世界中でその実 ...続きを見る

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2007/02/17 06:26
斉家へのコメント
斉家へのコメント 「修身・斉家・治国・平天下」のブログへのコメントをいただきました。鈴木さんは以前にも「必修科目の必要性」にもご意見をいただいています。このブログシリーズはまさにこのような意見の交換を意図しており、鈴木さんのような方は大変ありがたい読者のお一人です。以下全文を引用します。 ...続きを見る

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2007/02/15 04:49
新成人への期待
新成人への期待 成人式の意味について真剣に考える機会は今の時期を置いては無いように思います。この制度が制定されたときは成人の日は1月15日でした。それが1週間も移動する理由は理解に苦しみますが、それはそれとして、成人の日の思いを記します。 現代の若者は偏った知識と技能については極めて長けている一方、社会の仕組みや文化という点についての識見には劣っている面が見られるようです。成人式の機会に成人するということの意味を考えていただきたいものです。なぜ成人式の意味を真剣に考えるべきか、というと、国の ...続きを見る

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2007/01/15 09:38
新年の独り言
新年の独り言 ブログリーダーの皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は理事長のブログをご愛読いただきありがとうございます。本年もよろしくお願いします。 ...続きを見る

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2007/01/05 09:43
裁量行政への戒め
裁量行政への戒め 一連のストックオプション裁判での決着は灰色の最高裁での判決のため、一審での原告と被告のどちらが勝ったのか、明らかな軍配をあげられませんでした。すなわち、最高裁は国が行使益は一時所得ではなく、給与所得で、3年さかのぼって課税したことは正しいとした上で、他方では過少申告加算税を3年さかのぼるのは正しくない、と矛盾した結論となっているからです。論理的に言えば、過少申告加算税が遡及できない、とするなら、一時と給与の税額差を遡及することも出来ないはずです。これは典型的な大岡裁きといえる ...続きを見る

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2006/12/27 17:44
教育再生
教育再生 先日ノーベル賞学者の野依博士のお話を聞く機会がありました。博士は冒頭にポール・ゴーギャンの「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」という言葉を引用され、このごろの若者はこの疑問を持っていないようだ、皆さんはこの問いにどう答えますか、と問いかけられました。この問いは確かに我々の探究心の表れで、自然の、世の中の真実を探ろうという科学の本質に迫るものです。人間は生まれたときから、この探究心を持っているはずです。言葉を話し、周りが見えるようになると子供はなぜ、なぜ、を ...続きを見る

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2006/12/19 22:37
鎖国の発想
鎖国の発想 先日の日経新聞その他に日本の人口減に関する調査結果が掲載されています。それによると世論は2分され、人口に適したGDPを維持し、特に外国人を入れて労働力を補足する必要はない、との意見がほぼ半数あるそうです。その後のテレビ番組でも視聴者を交えた意見交換の番組で、介助に外国人労働者を入れることの是非を論じていました。ここでも外国人労働者を入れることに反対が根強く、日本人の異国アレルギーが明治の開国後140年経っても続いており、異人を特別扱いする日本人が多い現状に驚くばかりです。技術と経済 ...続きを見る

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2006/11/27 18:08
IAIジャパン理事長ブログ百号を記念して
IAIジャパン理事長ブログ百号を記念して このブログを開始して、9ヶ月あまりが経過しました。最初のうちはベンチャーとエンジェルの話題に限っていましたが、25号で国際ロータリーを取り上げ、その後もこの話題に触れています。50号近くまでは用語解説を付録として提供しましたが、種切れとなりそれ以降付録はありません。話題も範囲を広げ、教育、文化、ときには政治の話題も提供して、談論風発を期待しています。しかし、あくまでもベンチャー社会の到来に資することを目的とし、話題として提供しても、ベンチャーと関連付 ...続きを見る

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2006/11/16 11:14
アーキテクチャーと部品
アーキテクチャと部品 アーキテクチャはもともと建築用語で、建築物、建築様式あるいは構造を意味します。それを創造する人がアーキテクトとよばれる天才的創造家です。アーキテクトは構造設計や、内部の設計には携わらなくともよく、外観が美しい建造物を考えます。しかし、実現不可能なもの、法律に従って建造できないものなどを設計しても、それは絵空事に終わるので、構築工学や建築工学を修めるのが普通です。日本には古代建築のころからアーキテクトは存在せず、中国に派遣された僧などが現地で見た建造物を大工に伝え、僧が描い ...続きを見る

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2006/11/13 21:04
こどもの家庭教育
こどもの家庭教育 ふたつの事例に最近出会いました。NHKの朝のニュースで、こどもに命の大切さを教える試みの成果が報告されていました。ゴキブリやゲジゲジなど忌み嫌われる虫にも命があることを幼児体験で教えると、それらの生き物を怖がらなくなるという報告でした。もうひとつは身内の話で恐縮ですが、これもNHKのハイビジョン番組で、鹿児島県加治木の「クモ合戦」の話です。クモ合戦は400年の伝統を持つ由緒あるイベントですが、一般にはクモは気味悪がられる存在にもかかわらず、加治木では小さい子供までがクモに関心 ...続きを見る

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2006/10/18 14:19
安全とリスク感覚
安全とリスク感覚 我々日本人はいつのころからか安全に慣れすぎて、リスクに対する感覚が鈍感になっているように思います。以前に比べると社会環境も変化し、リスクの種類も変わりました。メディアの多様化による情報の氾濫もリスクを増大する要因になっているでしょう。人間にはリスクを感じる本能が備わっているはずです。それは動物的な本能と、人間だけに備わった情報分析の能力に分けることができるでしょう。 親は子に安全を願い、危険から遠ざけようとします。しかし、危険というリスクは自然界にも人間社会にもたくさんあ ...続きを見る

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2006/08/11 18:26
識字の問題
識字の問題 日本国内に限れば、識字率はほぼ100%であり、我々の意識の中に問題点として捉えてはいません。海外に目を向ければ、字を読めないために意思を通じ合えず、紛争の原因となり、また、法的な保護を受けられない人たちが多くいます。これを我々の問題ではないと片付けてよいものでしょうか。日本の少子高齢化が進行すれば、国内の労働力だけでは需要をまかない切れず、海外から労働力を輸入せざるを得なくなることは明らかです。 これまでの海外からの労働者は出稼ぎ組がほとんどであり、稼ぎたければ日本語を覚えるべき ...続きを見る

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2006/08/08 09:03
M&Aの時代
M&Aの時代 国内外で大型の企業合併が話題になっています。日本では企業買収は買った方の勝ち、買われた方は負け、という考え方が強く、調和を重んじる社会で好ましいことではありませんでした。バブルが弾け、終身雇用と年功序列で平和に過ごした時期は終わり、競争の時代に突入してからは護送船団方式の金融界、成熟期に入った鉄鋼産業、商社不要論の広がった総合商社、はては世界の先端を走ったこともある半導体業界にまでM&Aの波は押し寄せています。戦前アルミ産業で海外からの買収を仕掛けられる恐れがあって産業界が戦々 ...続きを見る

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2006/08/03 10:39
リーダーシップ
リーダーシップ 小泉純一郎首相の改革路線の成否については議論もあると思いますが、彼がリーダーシップを存分に発揮したことは確かです。その発揮のし方は日本流の調和を重視するやり方ではなく、多少強引とも思える率先型のやり方と言えるでしょう。それがきっかけになったかどうかは定かでありませんが、リーダーシップに興味をもつ若者が増えているようです。立教大学にリーダーシップを専攻する学科を設置すると同時に350名の定員に対し、1万3千人の申し込みがあったそうです。このようにリーダーシップに関心を持つ人が多い ...続きを見る

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2006/07/27 10:48
官業と民業
官業と民業 ひところ盛んに行われた第3セクターへの官業の移管と小泉内閣が進めてきた郵政民営化とは時期的にも動機の上でも違うので、同列に論じることはできませんが、民営化によってすべてが解決できるわけではありません。官の効率の悪さとガバナンスの欠如は社会保険庁の例を持ち出すまでもありません。しかし、民間企業の中にもガバナンスの欠如からくる欠陥露呈が相次いでいることは日本社会全体の問題として論じなければならないと考えます。日本社会のガバナンスは徳川時代に浸透した儒教の思想による「長幼の序」、「寄ら ...続きを見る

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2006/07/26 17:14
ハンガリーの観光ガイド
ハンガリーの観光ガイド たまたまブダペストを訪問した日が同国革命50周年記念日で、アメリカのブッシュ大統領が来訪したため、空港は一時閉鎖、道路も至る所で閉鎖され、厳重な警備が敷かれました。幸い、我々はその前日に到着し、来訪の次の日に出発したので影響は軽微でしたが、観光バスが回れるところが制限され、通常の半分くらいの時間で終わってしまいました。訪問先が閉鎖のためです。式典中と大統領が空港へ向かう間は空にはヘリコプターが数機、ドナウ川には警備艇が数隻警備のために旋回、待機していました。 観光バス ...続きを見る

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2006/07/07 13:01
東欧の印象
東欧の印象 これまで足を踏み入れたことのなかったチェコ共和国とハンガリーを訪れました。それぞれ2泊ずつの短期間の滞在ですが、初めてだけに新鮮な印象でした。チェコは第2次大戦中のドイツによる進攻、戦後のソ連共産党による支配を経た世代が如何に自由と民主主義を謳歌し、再び共産主義に戻りたくないとの強い思いがあるのみならず、他国で共産主義が勢力を増すことさえも忌避している、と感じました。この印象はプラハのロータリークラブを訪問した時に出会った、元駐コロンビア・チェコ大使だった人から受けたものです。元大 ...続きを見る

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2006/06/28 10:34
少子化とベンチャー起業
少子化とベンチャー起業 少子化の傾向が波紋を広げていますが、以下の理由からそれに伴ってベンチャー起業家も減少することが懸念されます。先ず少子化の結果親の子供に対する接し方が過保護となり、必要以上に面倒を見ることになり、それは自立心を損ないます。また、安全を気遣うあまり、リスクから遠ざけ、子供のリスク感覚を麻痺させることがないとはいえません。危険に近づくことを過度に恐れる人はベンチャー起業には適しません。少子化社会では失敗を恐れてリスクを冒さない人が増えるでしょう。親は子に偏差値重視の教育を施し ...続きを見る

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2006/05/19 08:57
連休に思う
連休に思う 日本は世界にも稀な祝祭日の多い国です。昨年も今年も5月の連休は最低でも5日、推奨有給休暇をとって10日連続休日といった人もいたはずです。欧米では個人がそれぞれの好みで休暇を取るのが普通であり、国を挙げての休日はクリスマス、元首の誕生日、何らかの国家的記念日、などに限られ、せいぜい土、日、月の3連休、時に木曜から日曜までの4連休が長期祝日です。日本でこれほどの連休が慣習となったのは、戦後の復興期において働きづめで法律が定める有給休暇もとれない労働者がほとんどだった時代の産物です。国を ...続きを見る

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2006/05/01 16:40
日本語のあいまいさ
用語解説CFO CFO:最高財務責任者。通常企業の財務、経理をすべて掌握し、全責任と権限を持つ。ベンチャー企業では株式公開が視野に入る前後から求められる役割。ベンチャー企業のCFOには未公開企業の株式公開(IPO)を手がけた経験が求められる。過去には創業時からCFOが経営に加わって仕組みづくりを行い、3年未満でIPOを果たした例もある。技術系シーズでは開発にかかる期間が長いので、CFOを必要とするのは創業数年後となることがほとんどである。 日本語のあいまいさ 島国として独特の文化を形成し ...続きを見る

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2006/04/15 11:34
国家の目標と国民の夢
用語解説モラルハザード モラルハザード: 倫理の欠如、道徳の危機。放漫経営で倒産しそうになった会社を社会問題に発展することを恐れて国家またはそれに代わる機構が資金提供または再生の手を差し伸べ、結果として放漫経営が不問に付される、といった例が過去に数多く存在した。 国家の目標と国民の夢 第2次大戦後の復興期には、終戦直後の一時期を除いて復興の使命感を国の行政機関と国民のすべてが持っていました。その結果日本では世界に例を見ない規模とスピードで産業と経済の復興と近代化が行われました。最先端技術に ...続きを見る

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2006/04/11 17:17
伝統文化とベンチャー企業
用語解説 DCF法 DCF法:企業価値や不動産価値を評価する方法のひとつで英語のDiscounted Cash Flowの頭文字。未公開企業の事業計画の将来の収益予測から、現在の価値を割り出す方法をいう。すなわち企業が予測する将来のキャッシュフローを資本還元率で現在価値に還元して算出する方法であり、事業計画の精度に依存する。また、創業期のベンチャーが描く事業計画は実現性が低く、この時期に応用することは危険である。 伝統文化とベンチャー企業 日本の伝統文化の中で美徳とされて来たのは調和、協 ...続きを見る

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2006/04/02 17:15
文化とベンチャー 資本政策
用語解説 資本政策 資本政策: 会社設立から将来までの資金の調達と使途、資本の移動状況、時価総額、株主ごとの持ち株数、顕在株式と潜在株式の分布状況などを資本の移動ごとに分けて表で示したもの。創業者(およびそのグループ)の動機付けにつながる持分比率が一目でわかり、時価総額の変化が読み取れる。投資家は資本政策を見て投資を決断する。企業としては5年程度先までの資金の需要と使途を示す必要がある。 文化とベンチャー 理事長のブログが難解で素人にはわかりにくい、との指摘がありました。今回から文体を変え ...続きを見る

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2006/03/14 23:22

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