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政治家の国際感覚
政治家の国際感覚 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本の国際貢献といわれる、インド洋海域での燃料補給を停止したことが議論を呼んでいます。新法で対処すべきところ、防衛省の収賄疑惑の解明が先決、その他国内問題の処理が山積して、とてもそこまで手が回らない、という状況のようです。どこの国でも政治家は選挙で選ばれるだけに、選挙区の利害が先立ち、国際的な関心は政治家には期待できないのが実情のようです。しかし、日本は国連に加盟し、安全保障理事会入りにも大いに関心があります。インド洋海域の燃料補 ...続きを見る |
2007/12/19 10:35 |
不祥事は日常茶飯事?
不祥事は日常茶飯事? NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 日本には伝統的に「恥」の文化があるといわれます。最近発覚した不祥事はそれが事実であることを疑わせる事件ばかりです。議員による不正、食品会社による製造年月日の捏造、談合による不正利益、など枚挙に暇がありませんが、考えてみると以前はそれらが当たり前のことで、いわば日常茶飯事だったのかもしれません。すなわちそれは「恥」ではなかったわけです。よく考えれば、そのような行いは「恥ずかしい」ことに違いありませんが、誰もがしていることは当たり ...続きを見る |
2007/12/06 09:28 |
誤った武士道
誤った武士道 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 鈴木さんのコメントの紹介と議論を終えて感じることは、誤った武士道といわれる伝統の一部である、死をもって詫びる、死ぬことを恐れない、との決意が今の世に生きていることです。最近起った不祥事で関係者が自殺した例がいくつかあります。身代わりと考えられる、いわゆるトカゲの尻尾切り、張本人と思われる自殺、最後まで頑張って資金がそこをついての倒産、などはその表れと見られます。生きて恥をさらすな、という考えは「死ね」といっているのと同じです。最善を尽 ...続きを見る |
2007/12/03 13:47 |
組織の力、個の力
組織の力、個の力 NPO法人IAIジャパン 理事長 八幡惠介 企業においては組織の力を最大限に発揮することが成功の早道であり、また、個人の力を高めるためにも有効です。逆に個人の力なくしては組織の力も大きくなりません。ここで大切なことは、組織の中にリーダーシップが存在するかどうかです。組織を一つの共同体として、一人ひとりが各自の役割を認識し、組織のためのみを考えて行動することが組織体としての成功に至るのです。そこでは組織のリーダーの力が試されます。個人が自分だけの成功を目指して行動すれば、組織 ...続きを見る |
2007/11/12 08:55 |
安全はタダ?
安全はタダ? このブログでは安全について考えてみました。 日本は世界一安全な国と言われてきました。最近、それが怪しくなってきたように思える事件が度々起こっていますが、それはさておいて、どのようにして安全を手に入れ、日本国中いつ、どこを一人で歩いても危険を感じない、という状態が実現したのでしょうか。ひとつには警察に対する信頼感があります。また、島国で異民族がほとんどいない、という事情も安全であるとの認識につながります。安全であるがゆえにわれわれは危機に対する感覚が鈍ってはいないでしょうか。危機 ...続きを見る |
2006/10/13 11:22 |
法律は誰の味方?
法律は誰の味方? 現在変更が行われようとしている貸金業規制で、政府は限定的に年率最高18%の融資を認めようとしていると報道されています。金利を支払うためには、それ以上の利益率を達成しなければならないことは、誰が考えても明らかです。事業にそのような高率の資金を使うことはありえないと断言してよいでしょう。そのようなハイリターンの事業にはそれなりのリスクが伴い、事業に失敗して元も子もなくなるという可能性があるからです。では消費者ならこのような高利の資金を借りてよいのでしょうか。答えは明確に「ノー」 ...続きを見る |
2006/09/08 14:17 |
インサイダー取引
インサイダー取引 株式市場でのインサイダー取引が後を絶たないのは、人間の欲が理由なのか、あるいはコンピュータウィルスのように、愉快犯の快感が理由なのかわかりませんが、先日の新聞記者によるインサイダー取引は、前者だったようです。通常では入手できない情報を、記者という立場で知り得たことを悪用し、株価が大きく変動する前に売買するのは明らかにインサイダー取引に当たります。デイトレーダーが増えて、個人がネット上で株式取引ができる時代には、当局による監視と取締りはとても困難だと思われます。このような状況に ...続きを見る |
2006/08/28 09:06 |
安全とリスク感覚
安全とリスク感覚 我々日本人はいつのころからか安全に慣れすぎて、リスクに対する感覚が鈍感になっているように思います。以前に比べると社会環境も変化し、リスクの種類も変わりました。メディアの多様化による情報の氾濫もリスクを増大する要因になっているでしょう。人間にはリスクを感じる本能が備わっているはずです。それは動物的な本能と、人間だけに備わった情報分析の能力に分けることができるでしょう。 親は子に安全を願い、危険から遠ざけようとします。しかし、危険というリスクは自然界にも人間社会にもたくさんあ ...続きを見る |
2006/08/11 18:26 |
ビジネスモデルの転換
ビジネスモデルの転換 以前松井証券の松井社長のご講演を聞く機会がありました。その中で松井さんが現在は販売者が顧客を囲い込むことが事業を拡大し、リピーターとなることにより特典が与えられる囲い込みモデルで顧客を確保するビジネスモデルが流行っていることに触れられました。航空会社のマイレージ制、百貨店はじめ小売業のポイント制、ネット上モールでのポイント制など、どれをとっても顧客を囲い込んで繰り返し来てもらうことにより、継続的に利益を得ています。松井さんは「しかし、これからは顧客が売り手を選ぶ時代が来 ...続きを見る |
2006/08/05 10:30 |
M&Aの時代
M&Aの時代 国内外で大型の企業合併が話題になっています。日本では企業買収は買った方の勝ち、買われた方は負け、という考え方が強く、調和を重んじる社会で好ましいことではありませんでした。バブルが弾け、終身雇用と年功序列で平和に過ごした時期は終わり、競争の時代に突入してからは護送船団方式の金融界、成熟期に入った鉄鋼産業、商社不要論の広がった総合商社、はては世界の先端を走ったこともある半導体業界にまでM&Aの波は押し寄せています。戦前アルミ産業で海外からの買収を仕掛けられる恐れがあって産業界が戦々 ...続きを見る |
2006/08/03 10:39 |
有言実行か、不言実行か
有言実行か、不言実行か 7月10日に「ベテランの会」主催のパネル討論会があり、司会の西岡郁夫さんから、パネリストと会場の参加者に対して、ベンチャービジネスは有言実行と不言実行のいずれであるべきか、という命題が出されました。西岡さんの質問には有言、不言と実行、不実行のすべての組み合わせの中でどれがよいか、というものでしたが、当然主題の二つの組み合わせのいずれかに選択が集中します。不言実行を選択した参加者も数名ありましたが、その理由は多くの人が出る杭を打つ文化、失敗のコストの高い社会を挙げました。 ...続きを見る |
2006/07/20 10:35 |
飽食の時代
飽食の時代 現在の日本は飽食の時代と言われます。食のみでなく、あらゆる物資が巷を、ショップを、ディスカウント店を充たしています。お金を出せば何でも手に入る、定職を持たずともお金が稼げる、という考えが通念になっているといえます。このような環境で育った子供たちは何不自由なく、少子化の影響もあり、何かをほしいと言えば親が買い与えてくれることを何の不思議とも思わないのでしょう。そんな子供たちが成人して起業家になるでしょうか。その可能性はほとんどないでしょう。なぜなら起業は自分でするものであり、だれかが ...続きを見る |
2006/07/13 15:28 |
理にかなった創業
理にかなった創業 創業前に十分な準備をすることが創業後のリスクを軽減ないし明確にし、事業でのつまずきを防ぐために有効であることは以前のブログで述べました。その準備には市場の十分な調査、競合の存在、顧客の動向などが含まれます。どんなに便利な製品、役立つ技術であっても市場が存在するとは断言できません。時には市場調査の結果製品が受け入れられないかもしれないリスクの可能性を怖がって、やってみなければわからないと、闇雲に事業を始めてしまう場合もあります。真実と向き合い、リスクを正面から見据えて取り組まな ...続きを見る |
2006/06/07 10:54 |
スキューバダイビング(3)
スキューバダイビング(3) 週末宮古島へ仲間とダイビングに行きました。サービス満点のダイブショップのお世話で殿様気分を味わうことができました。こんなサービスを提供してくれるショップは他にないだろうと思うようなすばらしいサービスなのですが、一方ではこれに慣れると他のショップに行ったときにサービスが悪いと感じるのでは、と心配にもなります。スキューバは自己責任の世界ですから、出発前に機材が正常に動作するか、すべての機材が整っているか、などを自分で確認し、ダイビングの前に再度確認する、というのは世界共 ...続きを見る |
2006/05/31 10:28 |
企業のコンプライアンス実践
企業のコンプライアンス実践 中央青山監査法人の法的処分に伴って、同監査法人との契約を解除する動きが広がっています。同種のスキャンダルがアメリカで起きたときには監査法人が1社解散に追い込まれました。企業は社会の公器といわれ、その活動は遵法精神に則ったものでなければなりません。企業のガバナンスは経営の執行チームが取締役会によって監視され、内部統制機構が機能しているかどうかを監査法人がチェックする、という体制によって維持されます。日本では経営を執行するチームと監視するチームが取締役会で明確に分かれて ...続きを見る |
2006/05/20 11:12 |
新世代の育成
新世代の育成 小泉チャイルド、民主党首脳交代、ライブドア退場の共通点は若者というキーワードでしょう。いずれもマスコミで取り上げられ、若者の危うさが指摘されました。若さはベンチャー起業のような危険を冒す原動力です。そこに年寄りが危険を感じるのはそれなりの人生経験からリスクを知っているからでしょう。青少年を教育し、将来の指導者を育てるのは国家の、組織の、そして先輩である年長者の責任であることは言うまでもありません。残念ながら日本の現在の教育では指導者が育つ望みはあまりないといえましょう。政党でも若 ...続きを見る |
2006/05/15 09:31 |
起業か、就職か
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2006/05/12 14:06 |
未公開株式への投資(3)
未公開株式への投資(3) 連休中のニュースに未公開株をあたかも株式公開が近く、公開されれば株価が数倍になると偽の情報を使ってある有力製薬会社の未公開株式を100万円程売ったとのことがありました。新聞記事によれば、同じ手口でこれまでに十数億円を騙し取ったと出ています。この手の詐欺はこれまでにもあり、今後も後を絶たないと思われますが、被害者はなぜこのような手口に簡単に騙されるのでしょうか。その原因はいくつか考えられますが、ひとつは株式を商品のように考える風潮です。株式は買えば値上がりするもの、との ...続きを見る |
2006/05/09 00:14 |
マーケティング
用語解説株主代表訴訟 株主代表訴訟:経営上重大な欠陥または誤りがあって、取締役会による適切な処置がとられない場合に、株主が代わって訴訟により是正措置を要求することをいう。あずさ監査法人のウェブサイトによれば、取締役や監査役が会社に対して負っている法的責任に対し、馴れ合いなどにより会社がその責任を追及しようとしないときに株主が会社に代わってその取締役や監査役を提訴できる制度のこと、と定義されている。(http://www.azsa.or.jp/b_info/keyword/soshou.html ...続きを見る |
2006/04/19 16:00 |
事業計画
用語解説パトロン パトロン:ベンチャー関連で使われるパトロンはサイレントエンジェルといわれる金を出しても口は出さない、あるいはキャピタルゲインを狙って未公開企業に投資するタイプの資金提供者を指すことが多い。エンジェルは汗を流して支援するが、パトロンは資金だけを提供する。スポンサーと呼ばれる場合もある。江戸時代の旦那衆と呼ばれる富裕な個人がこれに当たるといわれる。 事業計画 ベンチャーの起業であっても一般の創業であっても、事業を起こす場合にはなぜ起業・創業するのか、その結果何を期待するのか ...続きを見る |
2006/04/17 10:35 |
未公開株式への投資
用語解説エンジェルマネー エンジェルマネー:起業と出口経験をもつエンジェルがリスク資金を投資し、併せて事業の経験をもって支援してくれる、資金と支援のセットをいう。資金だけ提供する場合はスポンサーまたはパトロンとよばれ、エンジェルと区別している。これらはサイレントエンジェルといわれる場合もあるが、それはあくまでも起業と出口経験を持つエンジェルを指し、あえて経営支援をせず、黙ってみている支援者を指す。 未公開株式への投資 ベンチャー企業の創業期における投資のリスクについては繰り返し述べてきまし ...続きを見る |
2006/04/07 16:20 |
個人投資家の危うさ キャッシュフロー
用語解説 キャッシュフロー キャッシュフロー: 自由に使える現金の状況。日々の現金の出し入れ、その使途と入ってくる現金の出所を明確にしてあることが必要。ベンチャーの初期においては入ってくるのは投資原資しかないので現金は減る一方である。売り上げによる収益が出て行く現金を上回ると現金は増え始める。前者をネガティブキャッシュフロー、後者をポジティブキャッシュフローと呼び、通常ポジティブに転換すると企業運営のための資金は調達しなくてもよくなるが、成長のための調達は必要である。黒字でもネガティブフローと ...続きを見る |
2006/03/23 14:59 |
融資と投資 アカウンタビリティ
用語解説 アカウンタビリティ アカウンタビリティ: あることに関連付けてそのことに対する責任を明確にすることが出来ること。企業の経営統治が明確にされるためには経営の細部にわたる責任が組織として理解され、経営の内容が開示されること、とされる。アカウンタビリティとディスクロージャがコーポレートガバナンスの基本である。コーポレートガバナンスを面倒な必要悪と捉えるのは誤りで、事業を加速し、収益を上げる有効な手段と捉えるのが正しい。特にベンチャー企業にとっては成功への早道である。 融資と投資 融資は ...続きを見る |
2006/03/20 23:29 |
リスク管理 説明責任 IR
用語解説 説明責任 IR 説明責任: ステークホールダーズに対し開示内容を説明する責任。定期的に開示しなければならない内容のほかに、企業に重大な影響を与える情報、例えば製品のリコール、敵対的TOB、などは株価に影響する可能性があり、内容を説明する社会的責任が企業にある。 IR: Investor Relationsの頭文字。Public Relationsが一般公衆に対して行われる情報伝達であるのに対し、IRは投資家(株主)に対して行う情報発信である。その巧緻によって企業の価値は大きく左右さ ...続きを見る |
2006/03/18 11:28 |
火事場のバカ力 インサイダー取引
用語解説 インサイダー取引 インサイダー取引: 資本の移動、新製品、品質事故等株価に影響する企業情報に触れる立場にある者がその情報によって株価が上下することを予知し、情報が開示される前に株を売買すること。経営層、広報関係者、社外取締役などが含まれるが社外の者でも事前に知りうる立場にいればインサイダーとみなされる。アメリカでは個人が刑事罰を受ける。 火事場のバカ力 いざというときに人は大きな力を発揮することがある。火事の時には普段持てない重いものを持ち出せるところからできた表現であろう。植物 ...続きを見る |
2006/03/01 23:39 |
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