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リスクテークの発想
リスクテークの発想 人間にとって確かなことはあまり多くなく、絶対確かなのは「死」です。それ以外のことは可能性があるだけで、実現には大なり小なりリスクが伴っているはずです。すなわち、人間は生まれた時からリスクと向き合って生きているわけです。多くの場合、リスクと認識しないですむのは経験上リスクが容易に避けられることを知っているからでしょう。子供は知恵が未発達なので、経験が少ないこともあって、リスクを避けられず事故に会うことが多く、親が注意しなければなりません。賢い親は危ないこと、すなわちリスクがあ ...続きを見る

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2006/11/08 11:36
ベンチャーの市場と競合はグローバル
ベンチャーの市場と競争はグローバル 巨大な市場を持つ日本のベンチャー起業家は、ともすると自分の市場を国内に求めがちです。すると競合も国内の競争に目が向き、海外からの参入を見落としてしまいます。日本の市場が大きいことは海外の企業も気づいており、そこに目をつけたベンチャー企業は無視できない存在です。日本市場への参入はまったく自由であり、海外の起業家がマーケティング調査を行う手段は多様で豊富です。以前のブログ「井の中の蛙」にも書いたことですが、思い込み型の起業家にありがちな、ユニークな発想で、他に考 ...続きを見る

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2006/11/02 10:28
こどもの家庭教育
こどもの家庭教育 ふたつの事例に最近出会いました。NHKの朝のニュースで、こどもに命の大切さを教える試みの成果が報告されていました。ゴキブリやゲジゲジなど忌み嫌われる虫にも命があることを幼児体験で教えると、それらの生き物を怖がらなくなるという報告でした。もうひとつは身内の話で恐縮ですが、これもNHKのハイビジョン番組で、鹿児島県加治木の「クモ合戦」の話です。クモ合戦は400年の伝統を持つ由緒あるイベントですが、一般にはクモは気味悪がられる存在にもかかわらず、加治木では小さい子供までがクモに関心 ...続きを見る

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2006/10/18 14:19
起て!ベンチャーの旗手
起て!ベンチャーの旗手 戦後国民のほぼ全員がひもじい思いをしていた時に、知恵を働かせて物資を集めて売りさばき、利益を上げた人たちがいました。当時これらの人たちを「闇屋」と呼んで悪いことをしている、と決め付けたものです。統制下にあって、統制をくぐりぬけた物集めは、たしかに統制令に触れる違法行為で、褒められたことではありませんが、ニーズがあり、シーズを見つけて事業に結びつけるのは経済活動ともいえます。もともと物価を統制するということ自体、自由経済ではありえない事ですから、これらの「闇屋」はベンチャ ...続きを見る

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2006/10/03 09:49
未公開企業の監査役
未公開企業の監査役 企業の不祥事に端を発して、監査法人のあり方、監査役の役割の見直し論が盛んになり、近い将来には、アメリカ並みに日本版SOx法が施行される見通しのようです。これまでに摘発されたのは、すべて株式を公開している企業の不祥事ですが、監査が重要なことは公開企業に限ったことではありません。株主が不特定多数であるため、すべての株主が企業の情報を適切に開示するよう求めることは当然です。そして、監査役が経営の公正、透明を保障できるよう取締役とともに監視しなければならないことはいうまでもありま ...続きを見る

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2006/08/30 23:42
ストックオプションの功罪
ストックオプションの功罪 米国で公開企業におけるストックオプションを役員報酬として悪用する例が摘発され、ストックオプションの陰の面が報告されています。国際会計基準がストックオプションの付与に関するコストを経費計上することを求め始めたため、米国では同じコストで、オプションの代わりに、株式を報酬として与える企業も出ています。これはあくまでも株式を公開している企業の話であり、市場において一義的に株価が定義されている場合です。もともとストックオプションは株価が業績に連動して上下する、との前提で、役員と ...続きを見る

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2006/08/25 12:12
ベンチャーの機会
ベンチャーの機会 ベンチャーは大企業と補完的な役割を担っています。熱帯雨林の世代交代説を持ち出すまでもなく、現実の社会にあるニッチの市場を狙ったベンチャーは多く出ます。ニッチであるがゆえに大企業が手を出さない隙間市場はウェブ2.0の広がりとともに起業家たちの絶好の目標となるでしょう。競争に疲弊した大企業が、比較的競合の少ないニッチ市場に入り込んでくる可能性も排除できません。また、ニッチ市場で成功したベンチャー企業を買収して巨大市場に育てる動きも出てくるでしょう。 ベンチャーの機会はニッチに ...続きを見る

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2006/07/28 11:04
リーダーシップ
リーダーシップ 小泉純一郎首相の改革路線の成否については議論もあると思いますが、彼がリーダーシップを存分に発揮したことは確かです。その発揮のし方は日本流の調和を重視するやり方ではなく、多少強引とも思える率先型のやり方と言えるでしょう。それがきっかけになったかどうかは定かでありませんが、リーダーシップに興味をもつ若者が増えているようです。立教大学にリーダーシップを専攻する学科を設置すると同時に350名の定員に対し、1万3千人の申し込みがあったそうです。このようにリーダーシップに関心を持つ人が多い ...続きを見る

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2006/07/27 10:48
1円起業の価値
1円起業の価値 商法の改正により、会社設立の要件が緩和され、資本金1円でも創業が可能になったのは数年前で、これを活かした創業も多く見かけます。サービス業などで資金を必要とせず、資本金1円で創業し、汗を流してそれだけで事業を成功させることは不可能ではありませんが、多くの場合は補助金や友人からの援助で資金を調達しているのが現状といえるようです。自分は汗だけ流して、資金は他人に頼る、という創業はあまり感心できることとは言えせん。しかし、ヤフーに代表されるWeb1.0からグーグルに代表されるWeb2 ...続きを見る

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2006/07/21 15:49
有言実行か、不言実行か
有言実行か、不言実行か 7月10日に「ベテランの会」主催のパネル討論会があり、司会の西岡郁夫さんから、パネリストと会場の参加者に対して、ベンチャービジネスは有言実行と不言実行のいずれであるべきか、という命題が出されました。西岡さんの質問には有言、不言と実行、不実行のすべての組み合わせの中でどれがよいか、というものでしたが、当然主題の二つの組み合わせのいずれかに選択が集中します。不言実行を選択した参加者も数名ありましたが、その理由は多くの人が出る杭を打つ文化、失敗のコストの高い社会を挙げました。 ...続きを見る

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2006/07/20 10:35
熱帯雨林の循環とベンチャー
熱帯雨林の循環とベンチャー オーストラリアの熱帯雨林でガイドに聞いた話ですが、樹木の成長の早い熱帯雨林では大木の世代交代がしばしば起こるそうです。成長の早い樹木は寿命が比較的短く、根が腐ったり、蔓性の植物に枯死させられたり、また虫に幹を食い荒らされたりして枯れて倒れるのだそうです。大木はその枝葉で木蔭を作り、そこには草が生えるだけで大きな木は育ちません。しかし、鳥が運んで来たり、風に乗って飛んできた種子は土の中で芽を出す機会を狙っているのです。いったん大木が倒れると今まで木蔭であった地面に、さ ...続きを見る

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2006/07/19 10:39
支援と育成の違い
支援と育成の違い 育成とか教育という言葉には上位にあるものが下位にあるものを育てる、というニュアンスが強いように感じられます。学校教育はその典型で、先生が一方的に生徒を教え、育てます。企業内の教育も同様でしょう。これに対して、支援には上から下という意味合いはなく、支えるという言葉の文字通り、下から支える縁の下の力持ちといった位置づけです。ベンチャー企業を支援するエンジェル活動はまさに支援であり、そこには上下関係は存在しません。メンターとコーチも上位概念ではなく、同じ目線で相手から持っている能力 ...続きを見る

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2006/07/18 16:31
飽食の時代
飽食の時代 現在の日本は飽食の時代と言われます。食のみでなく、あらゆる物資が巷を、ショップを、ディスカウント店を充たしています。お金を出せば何でも手に入る、定職を持たずともお金が稼げる、という考えが通念になっているといえます。このような環境で育った子供たちは何不自由なく、少子化の影響もあり、何かをほしいと言えば親が買い与えてくれることを何の不思議とも思わないのでしょう。そんな子供たちが成人して起業家になるでしょうか。その可能性はほとんどないでしょう。なぜなら起業は自分でするものであり、だれかが ...続きを見る

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2006/07/13 15:28
ベンチャー起業の要件
ベンチャー起業の要件 ベンチャーを志す起業家は多くいますが、日本ではこれらの起業家を支援する仕組みにかけています。そのためベンチャーのリスクや、資金調達など事業を計画する上で欠かすことのできない知識を持たないまま創業に走っている例が多く見られます。ベンチャーとは何か、ベンチャーを起こすにはどんな準備をすべきか、など身近に教えてくれる人がいないからでしょう。 1960年代の中ごろ私は仕事で行った、アメリカのシリコンバレーのあるバーのカウンターでバーテンを相手にカクテルを飲んでいました。かなり広 ...続きを見る

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2006/07/10 09:31
スイスでであった起業家
スイスで出会った起業家 国際ロータリー大会に出かけたついでに、長年付き合っている一家をスイス・チューリッヒの郊外に訪ねました。30年前には小学生だった男の子が成長して大学を出たのち、大学発のベンチャーを起こしていたのです。3人兄弟の末っ子だったモリッツ・レヒナーという青年で、今年37歳、起業したのは8年前だそうです。この一家とは12年ぶりの再会で、起業したことはメールでお母さんから聞かされていましたが、今回は会社の概要を立派なプレゼンテーションで聞くことができ、工場見学もさせてもらいました。 ...続きを見る

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2006/06/30 07:19
エンジェルはボランティアか?
エンジェルはボランティアか? ベンチャー起業家とその企業を支援するビジネスエンジェルと呼ばれる人たちがいます。IAIジャパンもエンジェルの集団ですが、この人たちのビジネスモデルはボランティアの側面を含むと同時に、起業家の夢を共有し、その実現に協力するので、新株予約権(ストックオプション)などによる成功報酬を果実として要求し、支援に必要な交通費、旅費などの経費を補償してもらうことも要求します。エンジェルと起業家の関係は支援したい、されたいという相対関係ですから、互いにその思いがマッチしなければ成 ...続きを見る

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2006/06/01 10:16
ベンチャー起業に必要な個の確立
ベンチャー起業に必要な個の確立 終戦直後日本に進駐してきたマッカーサー元帥が日本人と接して日本人の精神年齢は12歳である、と発言したことは広く知られていることですが、その真意は民主主義に関する精神年齢だったと思われます。第1次と第2次の世界大戦は帝国主義と民主主義の戦いだったといわれます。日本は帝国主義の下にあったわけで、民主主義はほとんど理解されていませんでした。それから60年たって12歳から成長したでしょうか。民主主義では個人がベースとなります。全体主義から個人主義へと変化してきたように一 ...続きを見る

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2006/05/29 17:20
エンジェルの心
エンジェルの心 ビジネスに成功した人がエンジェルとして創業期の起業家を支援しようという気になるのはなぜでしょうか。それは感謝の心からだといわれます。ビジネスに成功して慢心する起業家はこのような心を持たないでしょう。成功は自分ひとりの力ではなく、すべてのステークホルダーズのお陰だ、と思う経営者はエンジェルの心を持ち合わせています。成功の果実を自分だけのものとせず、これを使って新しく起業する人たちを援けようと考えるからエンジェル活動に入るのです。IAIジャパンは日本型のエンジェルを目指して勉強を続 ...続きを見る

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2006/05/22 09:21
子供の興味と起業家精神
今週はある用事でフロリダに来ている。ついでに50年来の付き合いをしている86歳になる友人(Bill Birchenough)を訪ねたときのこと、16歳になる孫が2500ドルのチェックをもらったと喜んでいた。その孫は小さい頃からよく知っており、とても好奇心の強い子で、私の持っているカメラ、ノートパソコンなど何でもいろいろ質問して来た。中学に入ってからはパソコンを買ってもらっていろいろなソフトを使いこなしていた。いつの頃からか飛行機のモデルに興味を持ち、自分で設計して飛ばせるまでになっていたようであ ...続きを見る

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2006/02/18 11:39

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